秋から春にかけてスウェットは男の定番アイテムとしての座をがっちりキープ。1枚でサマになるアイテムだからこそ素材、デザイン、着心地などのディティールにとことんこだわりたいものです。

今回は「こだわり派」の皆さんにおすすめしたいスウェットを3点ご紹介します。

世界中で愛されている「ザ・キング・オブ・スウェット」Champion(チャンピオン)

出典: wear

1919年ニューヨーク州のローチェスターで誕生したChampion(チャンピオン)。もともとはセーターを取り扱っていたところ、屋外労働者や米軍学校の防寒着・トレーニングウェアとしてウールの下着を販売し始め、これがのちのスウェットシャツとなって全米で愛されるようになりました。

「縮まないスウェットが欲しい」という要望に応えるかたちで1934年にリバースウィーブという製法を開発。コットンの独特の着心地の良さを残しつつ、洗濯後の縮みを防ぐという画期的な発明でした。最上の着心地と最新のシルエットを追求して今なお進化しています。

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世界に誇れるジャパンブランドのスウェットLOOPWHEELER(ループウィラー)

出典: wear

「世界一、正統なスウェットシャツ 」をそんな思いからLOOPWHEELER(ループウィラー)は1999年にスタートしました。

LOOPWHEELERを語る上で欠かせないのが、吊り編み機による製法です。1時間にたった1m程度しか編むことのできない吊り編み機ですが、その最大の特徴は生地に「フワフワ」とした肌触りが生まれるところに。

首元の前後につくV字状のガセットは”両V”と呼ばれており、生地の縮み防止や汗止めのために取り付けられています。両Vは現代では珍しくヴィンテージの好きな大人にはたまらないスウェットのディティール。シルエットはボディに合ったスッキリとしたデザインとなっており、ダボっとした今風のシルエットに抵抗のある方にぜひおすすめしたい一着です。

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思わず肩の力が抜けてしまう魔法のスウェットREMI RELIEF(レミレリーフ)

 

出典: wear

REMI RELIEF(レミレリーフ)は2008年にスタートしたハイクオリティなアメカジアイテムを提供するジャパンブランドです。同社は岡山に構えた工場で素材の裁断から縫製、染色、加工までを一貫して行なっています。

REMI RELIEFのスウェットの最大の特徴はボディ全体に施された絶妙なヴィンテージ加工。カラーの色褪せ、首まわりや裾への適度なスレの再現は秀逸です。手に取ると新品でありながら何年も着込んだような愛着が湧いてきます。

柔らかな着心地にも定評アリ。ややオーバーサイズながら子どもっぽく見えることはありません。袖を通しただけで癒されてしまうような、優しいスウェットをぜひお試しください。

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By paconenchi

ふつうの会社員を経てWEBライターに転身しました。服を選べることってものすごく幸せなことだと思います。オシャレを通して生活が豊かになるような情報をたくさん提供したいと思っています。私生活では飼いネコの噛み癖がなかなか治らず、くるぶし近辺の生傷が絶えない日々です(涙)。