ビジネスシーンの定番になりつつあるバックパック。最近では満員電車での「車内のマナー」として「前持ちバックパック」が浸透してきています。数年前では「前持ちって……なんだかダサい……」と思われる方も。時代と共に新しい価値観やルールが変わり、思考もライフスタイルも変化します。

ビジネスマンの持つ鞄も、「バックパック(リュック)を仕事で使うなんて非常識の極み!」という風潮はつい最近まで。もしかしたら……今もそのような考えをお持ちの方も、いらっしゃるかもしれません。

暑い夏に対応したネクタイを外して仕事をする「クールビズ」から始まって、オフィスカジュアルに対する考え方の理解も深まりました。その過程で通勤や社外への外出の便利さを考慮し、バックパックをビジネスで活用される方が増えています。

しかしなんでもいいわけでありません。ビジネスシーンを考えたカジュアルすぎない、スーツやセットアップにマッチするバックパックが必要。そこで今回はビジネスシーンにマッチした「前持ち」でもOKなバックパックをご紹介します。

仕事とジムの必需品を持ち運べる「Aer(エアー)」のバックパック

出典: wear

シンプルかつスタイリッシュなデザインである「Aer(エアー)」のバックパック。このブランドはアメリカ、サンフランシスコに拠点を置き2014年に設立されました。

都市で生活する人達に向けてデザインされた高機能で耐久性の高いバッグをデザインしています。スナップのFit Pack2は仕事とジムの必要な物をこれ一つで持ち運べる優れもの。

ミニマルなデザインで、ビジネスシーンにもカジュアルなプライベートシーンにも対応できます。なんといっても仕事帰りにジムへ直行という考え方がGOOD。

AerのバックパックをZOZOでチェック

バックパックに見えないシックなデザインがGOODな3WAY仕様

出典: wear

仕事の内容によってはカジュアル感の強いバックパックを敬遠される業界もあるのではないでしょうか。そのような時に活躍するのがブリーフケースとバックパックの機能性を合わせ持った一石二鳥な「SEEKER×HERISSON」の3WAYバッグです。

「SEEKER(シーカー)」は世界中から厳選したレザーの持つ魅力を最大限に引き出しデザインするレザーブランド。「HERISSON(エリソン)」はトレンドと使いやすさを追求したセレクトショップEDIFICE(エディフィス)のオリジナルブランドです。このバッグは縦持ち、横持ち、そしてバックパックとして使い分けができる優れもの。

クライアントへの面会時はシャープに横持ち、通勤の電車内では流行りの前持ちなどとオケージョンに合わせた使い方ができます。当然高級感のあるスムースなレザーを使用しているため、スーツとの相性はバッチリ。

3WAYバックパックをZOZOでチェック

ビジネス感の強いバックパックは嫌だけど仕事で使いたい方はこれ!

出典: wear

「仕事に、通勤にバックパックを持ちたいけども……ビジネス感の強いバックパックは嫌だ!」という方。そんなわがままにもお応えできる、ファッショニスタが持つアメリカの代表的なブランドPOLO RALPH LAUREN(ポロラルフローレン)のバックパックがおすすめです。アイコンであるマークが刺繍されたカジュアルながら上品な作り。

登山用のアウトドアシーンで活躍するバッグですが、ブラックであればカジュアルなビジネススタイルにはバッチリ合います。アウトドア感の強いポケット類も控えめでシンプルなデザイン。このくらいのカジュアル感ならビジネスシーンにも安心して使えます。

ポロラルフローレンのバックパックをZOZOでチェック

都市で働くビジネスマンにフィットするミニマルでスタイリッシュなデザイン

出典: wear

適度なカジュアルスポーティ感をスタイリッシュに昇華したバックパックはビジネスシーンにもプライぺートシーンにもフィットします。スナップは日本のバッグブランドを代表する吉田カバン「PORTER(ポーター)」の「フューチャーバックパックリュックサック」。

スナップは横向きなのでカジュアルに見えますが正面から見ると、シンプルでビジネスシーンに溶け込みます。トレンドのオールブラックスタイルにも合わせやすい、オンとオフの境界線をなくした今っぽい考え方のバックパックです。

ポーターバックパックをZOZOでチェック

By AKIRA SUGIYAMA

アパレルメーカーにてニットデザイナーとして勤務しプライベートではフリーザイナーで活動後、イタリアへ。MA学科を卒業。現在は様々なジャンルのファッションデザイナー育成にかかわっています。時代の動きに合わせ、トレンドを敏感に取り入れながらも、独自の感覚で様々なスタイルに挑戦中です。