猛暑の夏を終えて、寒い冬を終えて、気温がやや落ち着いてきた春・秋。アウター選びが悩ましい季節ですが、大人のメンズにはレザーアイテムがおすすめです。レザーはトレンドに左右されない魅力があります。その中でもライダースジャケットが人気!

この記事では、一枚羽織るだけでさまになるライダースジャケット、選び方の基本をご紹介します。

あなたはどっちを選ぶ?「シングル」「ダブル」二つのライダース

ダブルライダースのコーデ

出典: wear

ライダースジャケットの種類を大別すると、襟の形で二つに分けられます。前合わせが一重のシングルと二重になっているダブルです。シングルはシンプルで使いやすく、ポケットやジップなどの装飾は少ないものが多く、ダブルは襟が2段となっており、より男らしい印象です。

ジップが斜めに下がり襟を2段出した形やジップを首元まで上げて襟を1段の形もあり、シングルと比較するとジップやポケット、ボタンの装飾が多いのが特徴です。

 

ライダースジャケットを選ぶときにきついサイズは間違い?

ダブルのライダースジャケットのコーデ

出典: wear

ライダースジャケットといえばピッタリと体に合わせた、「ピチピチ」なサイジングで着る印象を持つ方もいると思いますが、タイトなサイズ感はダサく感じられることも……。というのも、高身長で手足が長い外国人がタイトにそれを着る姿は絵になりますが、小柄な体型の多い日本人が同じ着方をするとどうしても違和感がぬぐえません。

今のトレンドにあるビッグシルエットで着こなすアイテムではないので、ジャストサイズを心掛けるのは間違いありません。ライダースの選ぶポイントは部分ごとに自分の体に合ったものを選ぶことです。続けて、そのポイントについてご説明します。

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肩幅はジャストサイズから気持ちキツめに

ダブルのライダースジャケットのコーデ

出典: wear

ライダースジャケット選びの面白いところは部分的なサイズの見極めです。先述した内容と少し矛盾を感じるかもしれませんが、本革のライダースジャケットを選ぶ際は肩幅は気持ち小さ目がおすすめ。

最近のビッグシルエットのトレンドで肩を落とした着方が一般的になりつつありますが、ライダースジャケットに関しては肩は落とさず気持ち小さ目に合わせて、肩から腕のきれいなラインを作りましょう。

大きな理由は、よく動かす肩周りは革が馴染んで伸びるため。初めから肩にゆとりを持ったものを選ぶと後々シルエットが崩れるので、本革をチョイスする場合は注意してサイズを選んでください。

 

ライダースジャケット選びの最重要事項! 袖丈・着丈の注意点

ダブルのライダースジャケットのコーデ

出典: wear

ライダースジャケットを問わず、シルエットを決定付けるポイントは丈にあります。特にライダースジャケットをスリムできれいなシルエットを見せるには、丈が重要です。

丈が長いと大きく、短いと小さいサイズに見えるため、袖丈が長いものは避けた方が無難で、手首が軽く隠れる程度のものを選びましょう。手首のアクセサリーをさりげなく見せられるポイントに。

着丈は腰骨の少し上から腰骨くらいまでの長さがおすすめ。着丈短めが推奨されがちですが、手足の長くない人が着ると、どうしても”ちんちくりん”な印象になりかねません。

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身幅は活躍時期を考慮する

ダブルのライダースジャケットとパーカーの重ね着コーデ

出典: wear

身幅はライダースジャケットを活躍させたい時期に焦点を絞りましょう。それらしく着るのであればTシャツ一枚に羽織ってフィットするサイズですが、スウェットやニットとレイヤードしてアウター使いをするなら気持ち大き目を。
薄手のトップスとレーヤードするならジャストサイズが良いと思います。冬はコートのインナーに合わせる”アウターonアウター”の使い方がGOOD。

本格派の本革ライダースは、10万円オーバーの比較的高額なものが一般的。失敗しないように、サイズ感に注意して最適な相棒を見つけてください。

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By LOOOOL

約10年間、ファッション業界に携わり、ショップマネージャーやVMDなどの専門職を経験。 現在は設計やセールスプロモーションの仕事の傍ら、ファッションWEBライターとして活動しています。