近年、スポーツブランドやカジュアルブランドからハイブランドまでもがリリースしている「バーシティジャケット」。初めて聞いた人も、なんとなくイメージできる人も、「バーシティジャケットのイロハ」をチェックして明日のコーデに繋げてみましょう!

バーシティジャケットってなんぞ?

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バーシティジャケットとはズバリ、「スタジアムジャンパー(スタジャン)」のこと。意味はvarsity(大学チーム)が着るjumperです。

ほかにもレターマンジャケット/レタージャケット(letterman jacket/letter jacket)やアワードジャケット(award jacket)、ベースボールジャケット(baseball jacket)などと呼ばれます。

なおスタジャンは、stadiumとjumperを掛け合わせた和製英語。そのため日本でしか通じません。

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その歴史

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バーシティジャケットの発祥は1865年のアメリカ。当時のハーバード大学の学生が、優れた学生に授与される賞バーシティレター(フェルトで作られた大学のイニシャルパッチ)をセーターに縫い付けたことに始まります。

その後はフランネルのボディとレザーの袖を持つジャケットにこのバーシティレターが配されるようになり、これが今日まで受け継がれてきました。

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定番ブランド1|バーシティジャケットの元祖BUTWIN

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1938年にミネアポリスで創業した”BUTWIN(バトウィン)”。バーシティジャケットの元祖と言われ、ヴィンテージでも人気が高いブランドです。

今シーズンは”URBAN RESEARCH Sonny Label(アーバンリサーチサニーレーベル)”の別注アイテムをリリース中。バーシティレターを省いたシンプルなルックスが使いやすく、年齢を問わずにおすすめです。

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定番ブランド2|人気を二分する大御所SKOOKUM

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BUTWINの翌年にワシントンで創業した”SKOOKUM(スクーカム)”。米国ではカレッジファッションのほかにもアウトドアファッションで高い知名度を誇ります。

イチオシは、MBLチームがワールドシリーズに出場した際のロゴをまとったスペシャルな一着。ザ・アメリカンな雰囲気がストリートで存在感を発揮すること間違いなしです!

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By igr600

フリーのファッションライター。雑誌&WEBにて、モードからカジュアルまで幅広く執筆中です。おもにトレンド分析・カラーコーディネートといった情報を発信しています。