2018年-2019年秋冬シーズンを最後に、ブランド活動を休止していた「LOUNGE LIZARD(ラウンジリザード)」。根強いファンの声もあり、2020年-2021秋冬より活動を再開しました。数あるドメスティックブランド中でも高い人気を誇っているため、復活は高い注目を集めています。
この記事では、そんなLOUNGE LIZARDの魅力、復活を遂げた新作をご紹介します。
LOUNGE LIZARD(ラウンジリザード)とは
LOUNGE LIZARDはデザイナーの八重樫学氏が、学生時代からの仲間だったFACTOTUM(ファクトタム)有働幸司氏、THREE BLIND MICE(スリーブラインドマイス)の東郷達也氏と設立したブランド。有働氏、東郷氏がそれぞれのブランド設立のために脱退した後は、八重樫氏がデザインを担当していました。
テーラリングを基本とした細身でスマートな中に男心をくすぐる武骨さも併せ持ったアイテムが人気を集め、ワーク・ミリタリーの要素を取り入れた独自のファッションを追求したブランド。数あるドメスティックブランドと比べると価格帯は抑えられており、玄人好みの加工やディテールにこだわったデザインと相まって高い人気を誇りました。
2018年に設立20周年を迎えましたが、2018-2019年秋冬シーズンを最後に活動休止を発表。コロナ渦で世の中に暗いニュースが飛び交う中、2020-2021秋冬シーズンよりブランドを復活させました。現在は一部のセレクトショップとZOZOTOWNにて展開しています。
LOUNGE LIZARDの魅力
LOUNGE LIZARDのデザインは余分な部分をそぎ落とし体のラインを美しく見せるため、着用したときに「細身の男性が自分の体に自信が持てる」そんな美しいシルエットなのです。
デニムパンツは特に定評があり、その加工は「カッコいい」の一言に尽きます。ヒゲ(前身頃の足の付け根部分にできるヒゲ状の色落ち)やハチの巣(ひざ裏のハチの巣状の色落ち)の付け方は玄人好みの仕上がりで、ハイパワーストレッチを採用し動きやすさもフォロー。
一目で「きれい」と思ってしまうシルエット、ワクワクするような加工・デザインがLOUNGE LIZARD最大の魅力です。
武骨さと流麗さを併せ持つ:ダブルライダース
毎年秋冬の主力アイテムとして高い人気を誇る、LOUNGE LIZARDのライダース。復活一発目は上質なカウレザーを採用した細身でシャープなシルエットのダブルライダースです。
天然皮革で体馴染みを考慮したソフトな仕上げとなっており、着るほどに体にフィットした美しいシルエットに。防水加工を施しているため実用性もGOODです。
チャンピオンとのコラボ:顔料染めプルオーバーパーカー
こちらのパーカーはスウェットの王道ブランドCHAMPION(チャンピオン)とのコラボアイテム。顔料染め+ボールウォッシュ(ブリーチの一種)で独特な風合いの出たアンニュイな雰囲気をまとっています。胸元のレタリングはLOUNGE LIZARDらしいシンプルなアイコン。
裏地は起毛となっており、防寒性も抜群です。
LOUNGE LIZARDの魅力にハマる:ノンウォッシュスキニーデニムパンツ
美しいシルエットを誇るブランドの定番アイテム「ノンウォッシュスキニーデニムパンツ」。ブランドを象徴する細身かつスムースなシルエットは、ノンウォッシュのパキッとした表情がよりいっそう引き立てます。細身ですがハイパワーストレッチを採用し動きやすさをカバー。キックバッグ力(状態回復力)があるため、ストレッチスキニーパンツにありがちなひざ抜けなどのシルエット崩れも起きにくい逸品です。
生デニムのファーストウォッシュは洗い方と乾燥の仕方によって縮みが生まれる、玄人好みの面白い一本です。