もともとバイカーのために生まれた”ライダースジャケット”。レザーの男らしい雰囲気に憧れながらも、いろんなタイプがあって迷ってしまいませんか?
今回はそんなライダースジャケット選びの参考になるよう、定番のデザイン、ディテール、そして老舗ブランドをご紹介します!
よりシンプルに着まわせる「シングルライダース」
こちらの画像はシングルライダースを着用しています。
シングルライダースはモーターサイクルレースをルーツとし、バイクへの乗車時に邪魔にならないように短めの着丈を持ちつつも、手首への風の侵入を防ぐために袖丈は長め。風を通さず、転倒時の怪我も軽減できるレザーで作られたものが定番です。
クセのないシングルライダースは普段の着こなしに馴染みながらも、スマートな男らしさを漂わせます。
男らしく無骨な雰囲気の「ダブルライダース」
こちらは前身頃が重なるダブルのライダースを着用。画像からはライダースの定番スタイルである、短めの着丈に長めの袖丈が見て取れます。より風を防ぐために腰にベルトを装着できるベルトループのディテールも。
中の荷物が落下しないよう、ポケットは全てジッパー式。胸の斜めについたポケットは、バイクの乗車時でもモノの出し入れを容易にします。
定番ブランドの傑作「Schott ONESTAR(ショット・ワンスター)」
こちらはライダースジャケットの代名詞ともいえる、1913年創業「Schott(ショット)」の”ONESTAR”(ワンスター)と呼ばれるモデル。1928年に同ブランドによって世界で初めて生み出されたフロントジッパー式のライダースジャケットは、その後さまざまなブランドからも発表され、定番のファッションアイテムとして定着しました。
エポレットに光るトレードマーク「ONESTAR」
ライダースジャケットONESTARの特徴は、肩のエポレットに施された星型のスタッズ。アメリカの俳優マーロン・ブランドが映画で着用したことをきっかけに”不良”のイメージとともに大流行し、その後もロックミュージシャンから愛されます。
現在では、レザーのライダースジャケット以外にもさまざまなアイテムを発表する「Schott(ショット)」からは目が離せません。
今回はレザージャケットのデザインや定番ブランドをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
シンプルで着回しやすいシングルライダースと、より男らしさと無骨さの漂うダブルライダース。そしてライダースジャケットを生み出した老舗ブランド「Schott(ショット)」。
これらの定番以外にもスエードやデニム素材のライダースジャケットやイギリスのブランド「Lewis Leathers(ルイス・レザー)」とさまざまな選択肢があります! みなさんのライダースジャケット選びの参考になれば幸いです。