2020年春夏のトレンドとして注目されている「ミリタリー」。しかし、インパクトの強いアイテムなので、ときに“服に着られてしまう”ことも……。
そこで今回は、ミリタリーアイテムのリアルな活用法に迫ってみます。
定番「カーゴパンツ」は大人カラーで
ミリタリーといえばカーキやベージュの「カーゴパンツ」が定番ですが、今の気分ならネイビーやブラックもおすすめです。
ジャケットやドレスシャツとの相性がよく、“クラシック&エレガント”の今季のトレンドにもピッタリ。もちろんモードファッションとのミックスコーデにだって有効です。
「ミリタリーシャツ」は万能品
「ミリタリーシャツ」は、ジャケットやブルゾンほど主張しすぎないので、誰でも取り入れやすいアイテム。機能的なのが今っぽい“ポケット多めの一枚”っていうのもいいですね。
スナップで着ているのは、ロシア軍のスリーピングシャツ(軍人が寝るときに着ていたパジャマ)。ミルスペック(アメリカ軍が必要とする物資に使われる規格)のこだわりアイテムですが、ノーカラー&ボタン仕様の合わせはどんなボトムスとも好相性です。
さりげなくミリタリーな「スニーカー」
”いつものコーデにさり気なく”がお好みならスニーカーはいかがでしょう。
例えば、人気に火がついた「Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)のジャーマントレーナー(西ドイツ軍のトレーニングシューズ)」。シンプルなデザインと白ベースのきれいなカラーリングで、モードにもカジュアルにも無理なくミリタリーを導入できます。
ビジネス×ミリタリーもアリ
一見ミスマッチに思えるビジネス×ミリタリーも、小物で取り入れると断然おしゃれに仕上がります。
こちらのファッショニスタが選んだのは、BRIEFING(ブリーフィング)の“ビジネスバッグ”。ウェビング(ボディ前面についたナイロンテープ)やバリスティックナイロン(軍事用に開発された強度の高いナイロン素材)といった本気スペックが、さり気なく上品にミリターを香らせます。