メンズファッションに欠かせない「デニムパンツ」。たくさんのブランドがいろいろなデニムパンツを発表しており、「Levi’s(リーバイス)やLee(リー)のものをくたくたになるまで穿きこんでみたい! 自分だけの色落ちを楽しんでみたい!」という方もきっといるはずです。

しかし今のデニムパンツ市場にはストレート、バルーン、テーパード……と、シルエットの種類が多く、間違えるとコーデがちぐはぐなんてことも。ここでシルエット別に着こなしのセオリーをおさらいしておきましょう。

王道のストレート。トップスを選ばない優秀アイテムだけど……

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デニムの定番、Levi’s(リーバイス)の「501」をはじめ、もっとも多いシルエットであり気軽に挑戦しやすいストレート。その気軽さを裏切ることなく、どんなトップスや靴ともマッチしてくれる優秀アイテムです。ただ、裾にシワがよっていたり、トップスの丈感を間違えたりするとどこかしっくりこないことも。

ストレートデニムは裾にシワがたまると足が汚く見えてしまいます。ロールアップしてきれいに見せたり、お直しに出して丈を直し自分にぴったりの丈感で穿きこなしましょう。

また、トップスはお尻が隠れるくらいがベスト。トップスの丈が長いと、足が短く見えてしまいます。

ストレートデニムをZOZOでチェック

スキニーに挑戦するなら、上はビッグシルエットで

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足をきれいに見せるスキニーは、先が細くなっているテーパードパンツをさらに細くしたもの。足のシルエットがしっかり出るので、着方によっては太ももが強調されたりすることも。

スキニーを穿きこなすなら、ボリュームのあるトップスやアウターを着てうまくバランスを取りましょう。靴もローカットのものよりハイカットやブーツといった足と靴の境目をなくすものを合わせることで、より足がきれいに見えます。

ロングコートとの相性が抜群なのも、このシルエットの特徴です。

スキニーデニムをZOZOでチェック

バルーンデニムは潔く、ゆるっと着よう

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太もものあたりがダボっと、くるぶしのあたりでキュッと絞られるボリューミーなシルエットが特徴のバルーンデニム。その癖のあるシルエットに悩まされ、挑戦するのにも勇気がいるかもしれません。しかし、ボリューミーにはボリューミーなものを掛け合わせるのがセオリー!

ビッグシルエットのトレーナーやカットソーをインせずに着れば、リラックスムードのストリートコーデが簡単に完成します。足元にはローカットのスニーカーでコンパクトに抑えましょう。

バルーンデニムをZOZOでチェック

重心は下に! トレンドのワイドシルエット

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裾まで広がったワイドシルエットはここ数年のトレンドとして人気です。バルーンデニムと同じくリラックスコーデの定番アイテムですが、ワイドデニムは上半身をコンパクトに収めることがコツ。

合わせる靴もスナップのようにダッドスニーカーやハイテクスニーカーなどゴロッとしたものにすることで重心が下になり、上半身がスッキリして見えます。ハイテクスニーカーも最近のトレンドアイテムなので、この二つだけで簡単にトレンドコーデが作れますね。

ワイドデニムをZOZOでチェック

上級者向けアイテム? ブーツカットデニムは……

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太ももからひざまでがタイトでぴっちり、ひざ下から裾にかけて広がったブーツカットデニムはなかなか選択肢に入らない上級者向けアイテム。しかしその名の通りブーツやハイカットと合わせるとスッキリ脚長効果を発揮してくれます。

トップスはビッグシルエットでありつつコンパクトな丈感のものだとバランスが取りやすいでしょう。CPOジャケットやブルゾンなどがおすすめ。

ブーツカットデニムをZOZOでチェック

By satoara

美大を卒業後、外資系アパレルで服を販売しつつWebライターとしても活動。 ヴィンテージ古着とファストファッションを組み合わせるのが好きです。