「ボーダーは太って見える」。そんなことはありません! ポイントさえ押さえれば、ボーダーは心強いおしゃれアイテムになってくれるんです。

本記事では、ファッショニスタによる「ぽっちゃり見えを回避するボーダーアイテム導入例」をご紹介。大人アメカジに、マリンルックに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ボーダーをインナーでチラ見せ

出典: wear

爽やかな雰囲気とともにインパクトも持ち合わせるボーダー。ぽっちゃり見えを回避しながらおいしいエッセンスだけを加味したいという方は、「チラ見せ」で使うのがおすすめです。

スナップは、デニムのセットアップを中心にしたラギッド(武骨)なスタイル。男臭い組み合わせにボーダーTシャツをインナーで合わせることで、スッキリとこなれた感じに仕上げています。レザージャケットやミリタリージャケットにも使えるテクニックですよ。

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ボーダーを細めのピッチで目立たせない

出典: wear

柄というのは、大きいものほど目立ちやすくなります。これはボーダーでも同様です。

お腹周りや胸板など気になる場所を目立たせたくないならば、狭めのピッチ(繰り返し幅)のボーダーを選ぶようにしましょう。例えば、筆者の知り合いのショップスタッフは、太い部分が1.5cmまでを一つの目安としています。もちろん、着たときの印象は着る人の体型や雰囲気によって変わるので、各自ベストのピッチ幅を探してみてくださいね。

ボーダーのロングTシャツをZOZOでチェック

黒や寒色系のボーダーで引き締める

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「膨張させたくないなら収縮させればいいんじゃない!?」ということで、”収縮色”と呼ばれる「黒やネイビー、ダークグレーのような暗めの色」を選んでみるのも一つの手。黒×ダークグレーのような収縮色同士の組み合わせはもちろん、スナップのようにどちらか一方に収縮色が入っているだけでも効果的です。

なお、収縮色と呼ばれる暗めの色の多くは、”後退色”という性質も持っています。字の通りに遠くに感じる色なので、ぽっちゃり見え防止にはピッタリです。

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ランダムなボーダーのピッチで視線を逸らす

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こちらのファッショニスタが選んだのは、不規則なピッチ(繰り返し幅)が特徴のランダムボーダー柄。見る人の視線をあちこちに誘導する効果があるので、ウエストなど気になる場所から注意を逸らせることができます。

ただし、赤や黄色といった強い色を交えた場合は、かえって注意を集めてしまうことも。ぽっちゃり見え防止には、スナップのようなダークトーンのものを選んでみてくださいね。

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By igr600

フリーのファッションライター。雑誌&WEBにて、モードからカジュアルまで幅広く執筆中です。おもにトレンド分析・カラーコーディネートといった情報を発信しています。