TシャツやロングTシャツ、タンクトップなど、オールシーズンに活躍するカットソー。特に夏場は主役として出番が多いことから、クオリティが高く、かつ洗濯を繰り返してもくたびれにくい一着を手に入れておきたいところ。

そこで今回は、「丈夫で上質なカットソー」を選ぶ際のポイントを4点ご紹介。併せておすすめのブランドにも触れていくので、カットソー選びに迷った際は参考にしてみてくださいね。

「ヘビーウェイト」が生む、くたびれ知らずの丈夫なカットソー

出典: wear

服の丈夫さを左右する一つが「生地の厚さ」。カットソーの場合、ヘビーウェイトと呼ばれる5~7オンス(※)程度のものを選ぶと傷みにくく、長く着られます。また、ヨレにくく透けにくいというメリットもあり、意外にも品よく着られるんですよ。

定番品といえばコレ、「Hanes(ヘインズ)のBEEFY-T」シリーズ。洗濯を重ねるたびに体に馴染んでいく安定の着心地は、いつ着てもやっぱりイイものです。

※オンス=質量の単位

HanesのカットソーをZOZOでチェック

古き良き上質なカットソーを生み出す「吊り編み機」

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丈夫かつ上質を求めるならば、その「作り方」にも注目してみましょう。

チェックポイントは、今では貴重となった”吊り編み機”を使って作られたカットソーかどうか。高速編み機による大量生産品とは違い、圧倒的に手間暇のかかる製法だからこそ、その分、耐久性にも質感にも優れます。そんな吊り編み機を操るニットメーカーとタッグを組む「Loopwheeler(ループウィラー)」は、その道の先駆者の一つ。

LoopwheelerのカットソーをZOZOでチェック

「自社工場」生産による揺るぎないクオリティ

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ファストファッションならば、カットソーは1,000円前後で購入できますよね。しかし、その裏では材料費や縫製技術などの大幅なコストカットが行われており、必然的に質感も耐久性も”それなり”になっています。

ピカソも愛した「SAINT JAMES(セントジェームス)」は対極的に、糸の選定から縫製までをフランスの自社工場にて行うことで圧倒的なクオリティを維持。お値段は張りますが、5年、10年と着られるので、実はコスパも良好なんです。

SAINT JAMESのカットソーをZOZOでチェック

アンダーウェアにも秀でたブランドのカットソー

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Tシャツなどのカットソーはもともと肌着だったことを考えると、アンダーウェアに精通したブランドをチェックしておくのもいい方法。

例えば、モードブランドとして人気の「N.hoolywood(N.ハリウッド)」は、ビンテージへの知見を生かして下着にも力を入れています。特に上質な素材と豊富なデザインパターン、サイズ展開が魅力的なアンダーウェアラインのカットソーたちは、ぜひ一度袖を通してほしいクオリティです。

N.HOOLYWOODのカットソーをZOZOでチェック

By igr600

フリーのファッションライター。雑誌&WEBにて、モードからカジュアルまで幅広く執筆中です。おもにトレンド分析・カラーコーディネートといった情報を発信しています。