「お気に入りの香水を買ったので、毎日欠かさずつけている」。それも一つの正解ですが、ファッショニスタを目指すならば、香水はコーデに合わせて「纏う」のがおすすめです。

本記事では、コーデ毎の最適な香りをご提案。香水も着替える習慣を身につけて、より魅力的な男性像を演出してみてください。

クリーンなジャケットコーデに合わせたい「シトラスノート」の香水

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レモンやグレープフルーツ、オレンジといった柑橘系の爽やかな香りを表す「シトラスノート」。主張しすぎない芳香であり、またデオドラントアイテムでも馴染みがあることから、誰にとっても使いやすい香水です。

コーデに使うイメージは、ビジネスカジュアルやタイドアップしたジャケパンスタイル。「シトラスノート」が持つクリーンな印象が、清潔感や知的さをいっそう際立たせてくれます。

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カジュアルコーデをさらに深める「ウッディノート」の香水

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「ウッディノート」は、サンダルウッドやシダーウッドといった樹木系の香り。種類によっては、甘い、スパイシーなどいろいろな印象を持ちますが、基本的にはホッとするような安心感を漂わせます。

筆者のおすすめは、かつてMaison Margiela(メゾン マルジェラ)のショップで香った”パチュリ”を使った香水。こだわりのカジュアルコーデをまとう際には、その奥深いイメージがしっくりとハマることでしょう。

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イケオジコーデにハマる「タバコノート」の香水

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かつては芳香剤でもあったタバコ。その芳醇でふくよかな香りは、今でも多くの人を惹き付けて止みません。

そんな「タバコノート」の香水を出しているのは、GUERLAIN(ゲラン)やDOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)など。モテる&デキる男を演出したいシーンには、これ以上ない相棒です。もちろん、香水に使われるタバコの香りは煙臭いものではないので、ノンスモーカーの方でも大丈夫。

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モードやストリートコーデの精神にもぴったりな「フローラルノート」の香水

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ジャスミンやライラックなどをベースにする甘く優しい香りの「フローラルノート」。意外にも男性と切っても切れない間柄で、多くのメンズ香水に使われている定番の芳香です。

そんな「フローラルノート」からぜひ選びたいのは、「ローズ」の一本。かつて「いきの構造」を著した九鬼周造がジャケットの裏に吹いていたという香りを纏えば、意気地のあるモードやストリートコーデも、いっそう「粋(いき)」のあるものに仕上がります。

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By igr600

フリーのファッションライター。雑誌&WEBにて、モードからカジュアルまで幅広く執筆中です。おもにトレンド分析・カラーコーディネートといった情報を発信しています。