おしゃれなファッショニスタがよく使う「ハズす」というワード。分かったつもりで見聞きしているけれど、実は意味をよく知らない……。
そんな方は、今すぐこの記事をチェックしてみて。基本の概念から着こなしテクニックまでを解説しているので、これを読むだけで「ハズす」ノウハウが身につけられますよ。
「ハズす」の意味って?
“ある場所から取って外す、狙いをそらす、かわす”など、いろいろな意味を持つ日本語の「外す(はずす)」。ファッションで「ハズす」として使われる場合は、おおよそ”着崩す”といった意味合いを持ちます。
「ハズす」方法は、”アイテム”を使った方法が一般的。例えばスーツにスニーカーを合わせるコーデでは、本来ならば全く合わないモノ同士がぶつかることで、「不完全さによって奥行きや深みが生まれた」と評価されます。他にも”色、素材、形”を使った「ハズす」テクニックがあるので、慣れてきたら徐々に挑戦してみましょう。
「ハズす」コーデの例その1:インナーと足元で着崩す
ファッショニスタの着こなしではおなじみのセットアップスタイル。これをTシャツ(カットソー)やスニーカーで合わせれば、早速「ハズす」コーデとなります。本来はシャツとネクタイ、レザーシューズでフォーマルに、といきたいところを着崩したわけですね。
秋や春に、スウェット、パーカー、カジュアルなニットやブーツをぶつけた場合も、立派な「ハズす」コーデの一員となります。
「ハズす」コーデの例その2:ボトムスで着崩す
インナーや足元で「ハズす」コーデの後は、ボトムスを使った例です。
こちらのファッショニスタは、ダブルのジャケットとレザーブーツにデニムパンツを合わせて。かっちりとしたアウターと足元に対し、カジュアルなボトムスを合わせた「ハズす」スタイルです。
この先には、ミリタリーパンツやスウェットパンツ、ジャージパンツなどが待っているので、気になった方はぜひ先へ進んでみてください。
「ハズす」コーデの例その3:スーツスタイルを着崩す
クラシックなスタイルが主流となっている昨今、スーツを使った「ハズす」コーデも人気です。
ビジカジ系ならば、先にも触れたカットソー&スニーカースタイルが定番。オフならば、キャップなどで着崩して見せるのもおすすめです。特にハリウッドスターやミュージシャンの様なフックの効いたコーデを楽しみたい方は、後者のスタイルに挑戦してみるのもアリですよ。