ビジネスシーンにおいては、ネイビーやグレーのスーツに比べて、ブラウンのスーツは数も少なく敬遠されがち。しかし実はいくつかのポイントを押さえれば、日々のワードローブにグッと幅が広がる魅力的なアイテムです。
昨今は自然回帰の流れや、働き方の多様化により定番となりつつある「ブラウンスーツ」の着こなしポイントをご紹介しますのでぜひチェックしてみてください!
まずは同色系のタイ・シャツを合わせるのが鉄板
ブラウンとなると急に「どんなネクタイを合わせればいいのだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか。そんな時は同色系でまとめるのが鉄板です。
スナップのようにスーツと同系色のブラウン系のネクタイを合わせれば、統一感のあるコーディネートの完成。シャツもブラウン系のストライプ柄などを合わせると、よりワンカラーの雰囲気が増します。
ブラウン×ブルーはイタリアの伊達男が愛する色合わせ
ブラウンスーツと相性の良い組み合わせとしてもう一つは、ブルー系の色合いです。イタリアでは昔からこの組み合わせのコーディネートが愛されていて、アズーロ・エ・マローネ(青と茶)とも呼びます。
ネクタイでブルーを取り入れるのはもちろん、淡いサックス系のシャツとブラウンのスーツも相性は抜群です。日本ではおしゃれ好きの男性からも認知度は高く、カジュアルでも活用できる魅力的な色遣い。
春夏だって大活躍。素材や足元で季節を表現
暖色系のため、秋冬のイメージが強いブラウンスーツですが、素材を工夫することで春夏も着用することができます。
スナップのように、リネン(麻)混の生地にすることで一気に清涼感がアップ。またローファーで素足を見せれば、着心地も見た目も涼しくなります。
ローファーの色はブラック、ブラウンなど基本的にはどんな色でも合わせられますが、まずはブラウンで全身の統一感を演出してみてはいかがでしょうか。