表面の凹凸が特徴的な「コーデュロイ」は、柔らかな手触りでニットとの相性がばっちり。それに保温性に優れていることから秋冬の定番素材として親しまれています。今回はそんな、冬しか着られない「コーデュロイ」を使った暖かみのあるスタイリング4パターンをご紹介します。凹凸の立体感を抑える着こなしも一緒にお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。
フォレストカラーで知的な着こなし
暖かみのあるコーデュロイらしい濃いブラウンのパンツに、フォレストグリーンのニットを組み合わせた深みのある知的コーデ。目を引く配色ながら、派手過ぎず気張り過ぎていないリラックス感が生まれるのもコーデュロイとニットの柔らかな風合いだからこそ。大人な印象を与えつつ、カジュアルなキャップでハズすファッショニスタのスタイリングもさすがです。
「冬の白」ワントーンコーデ
冬といえばモノトーンやブラウン系のアイテムが多くなりがちですが、こちらはあえて白で統一した他と差をつけるスタイリング。冬定番のニットやコーデュロイも白になると雰囲気がガラッと変わり、クリーンで軽やかな印象を醸し出します。ただワントーンコーデの場合は、全体がぼんやりしてしまわないように、シューズや小物でアクセントを効かせるといいでしょう。
着脹させないコツとは?
コーデュロイは凹凸のある畝(うね)が特徴的で包み込むような暖かさが魅力的な反面、厚地で立体感があり着膨れしやすいアイテムでもあります。そこで、着ぶくれするからとタイトなデザインを選ぶと、肉感をひろってしまい逆効果になるので、ざっくりと程よくルーズなシルエットの方が失敗が少ないでしょう。また、黒やネイビーなどのダークカラーを活用することで引き締め効果が狙えます。
力み過ぎない「コーデュロイジャケット」
大人のカジュアルアイテムである「コーデュロイジャケット」は、その起毛した柔らかな素材感から、ノーマルなテーラードジャケットに比べて優しい印象を出せます。それでいて、力み過ぎないきちんと感を出してくれるので、特別なお出かけが多くなるホリデーシーズンにぴったり。落ち着いた大人の余裕を感じさせたいなら、スナップのように淡い色味で統一しましょう。