ここ1.2年で、テレワーク、オフィスカジュアルなど働く環境が大きく変わったという方も多いはず。実際に街中では、ジャケパンやセットアップなどカジュアルな装いが多くみられるようになりました。
ジャケパンについてよく聞かれるお悩みが、合わせるシューズ(革靴)です。スニーカーはカジュアルすぎるけど、スーツの時に履いていた革靴でいいのか?
今回はビジネスシューズの種類の解説と合わせて、このお悩みにお答えします。
ジャケパンにはUチップを合わせてみよう
ずばり結論ですが、ジャケパンには「Uチップ」のシューズが最適です。Uチップとは、U字型の切り替えが入ったデザインのシューズ。
ドレスシューズの中ではカジュアルな部類に入りますが、チノパンなどのアイテムとの相性もよく、汎用性の高さでも人気を博します。
Uチップは色により印象も変化。ブラックでソールが薄めのタイプはドレス感が強く、キレイめなスタイルに。
ブラウンは明るすぎると、ジャケパンには合わせづらくなるので暗めのダークブラウンを合わせると全体が柔らかな印象になります。
ビジネスシューズは他にどんな種類がある?
スーツに合わせるシューズは「ストレートチップ」と呼ばれるつま先にストレートのラインが入ったタイプの革靴が定番。これはビジネスシューズの中でも最もフォーマルなためです。
他にも切り替えのないプレーントゥ、穴の開いた飾り革のついたウィングチップ、後に紹介するダブルモンク、ローファーなどさまざまな種類があります。
また外羽根(靴ひもを通す部分が靴本体に上から被さるタイプ)、内羽根(靴ひもを通す部分が靴本体と一体になっているタイプ)も覚えておくと便利。
外羽根はカジュアル、内羽根はフォーマルと覚えておきましょう。
ダブルモンクは華やかさをプラス
バックル留めのストラップが二つ付いた、靴紐で結ばない「ダブルモンク」のタイプもジャケパンスタイルに合います。
重厚感もあり、ストラップのアクセントが効いてエレガントな印象に。上質な革を用いたモンクストラップシューズは30歳を超えたら1足は持っておくべきおすすめのアイテムです。