情報社会となった現代はネットが主流になったことにより、さまざまなファッション文化がストリートには溢れています。過去の流行が再燃することもあり、懐かしさを感じる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、アパレル業界に大きな変革を作った90年代を振り返り見てみましょう。
当時はDCブランド全盛期、そこへスケーターカルチャーやロック・ヒップホップの音楽カルチャーが入り、ミクスチャーされていきました。たくさんのトレンドが生まれましたので、ぜひ最後までチェックしてください。
裏原系ブランドがストリートで流行
ロックやヒップホップの音楽カルチャーを、ストリートテイストに着こなした裏原系ファッションが90年代当時に大流行。特にA BATHING APE(ア ベイシング エイプ)の人気は絶大で、店舗のOPEN時間前には行列ができるほどです。最近はアメカジ系のテイストが増え、当時と違ったコーデを楽しむことができます。
ラフな着こなし「グランジ系ファッション」
ロック音楽ジャンル「グランジロック」から派生したグランジ系ファッションを楽しむ人も増えました。アメリカ人の普段着がベースとなっている着こなしで、カーディガンやネルシャツ、ダメージ系のデニムパンツが人気のアイテム。
足元はconverse(コンバース)がよく似合い、スナップのようにジャックパーセルを合わせるのが、おしゃれのポイントです。
「B-BOY」という言葉が一般的に
ヒップホップカルチャーの「ブレイクダンス」が由来のB-BOY系ファッションが一般的になったのも90年代。ポイントはとにかくルーズに着こなすこと! サイズは通常より1サイズ、2サイズぐらい上を選ぶ人のが主流。
ワイドパンツを合わせることが多いので、ボリュームのあるシューズを選び、パンツに負けないインパクトを作ることが大事です。
スニーカーブーム到来。社会現象に。
今や当たり前になっている「ハイテクスニーカー」。ファッションアイテムとしての人気を作ったのは、NIKE(ナイキ)エアマックス95といっても過言ではありません。雑誌やTVでもスニーカーを特集することが増え、当時話題の中心でした。
多くのカラーが人気の中、スナップでも着用の通称「イエローグラデ」の人気は絶大。20年以上経った今でも、ストリートの最前線で着用されている名機です。