アズーロ・エ・マローネはスーツスタイルにこだわりのある方なら、一度は耳にしたことがあると思います。それは、イタリアの伊達男たちが愛する色のコーディネート。
そもそもアズーロ・エ・マローネとは何か、から実はカジュアルシーンにも大活躍のその訳も解説していきます。
アズーロ・エ・マローネとは?
アズーロ・エ・マローネという言葉の由来はイタリアに。アズーロ(青)とマローネ(茶)つまり青と茶の組み合わせを意味します。もともとスーツやジャケパンなどの、ドレスアイテムでの組み合わを指すことが多いようです。
色彩学で見ると補色関係にあるため、組み合わせた時にお互いを引き立たせつつ、上品な印象を生み出すのがアズーロ・エ・マローネの最大の魅力です。
フォーマル、ビジネスシーンでは鉄板
スーツやジャケパンなどの色合わせではもちろん鉄板のアズーロ・エ・マローネ。
日本でも一番人気の紺系のスーツに、ブラウンのネクタイを合わせればコーディネートの完成。またジャケパンなどでも、どちらか片方を同じ色合いのグラデーションで合わせて、片方の色合いをアクセントで、といった組み合わせも。
色合わせに迷ったら、アズーロ・エ・マローネのコーディネートを考えてみましょう。
カジュアルにも取り入れてみよう
アズーロ・エ・マローネのコーディネートはドレスシーンに限りません。カジュアルの色使いに悩む方は、この色使いを取り入れてみましょう。
スナップのように、どこかに青と茶を取り入れてみると一気に彩りが加わります。
季節問わず楽しめる色使い
青は寒色、茶は暖色ですが、それぞれ多彩な種類の「青」と「茶」があります。それらをうまく表現することで1年を通して楽しむことができます。
秋冬の肌寒い季節にはダークブラウンや紺系などのアウターを。春夏の日差しが暑い季節にはサックスブルーや明るいベージュなどのアイテム。といった具合に、季節によって色のバリエーションを使い分けることが季節感をわけるポイントです。