トレンドの移り変わりに関係なく、合わせるアイテムも選ばない万能色「黒」。無難だと思われがちですが、デザインや素材、色の濃淡によって豊かな表情を作り出すことができます。色使いが苦手な方でも、黒をベースにしたスタイリングであれば難しいテクは不要。この記事では、そんな頼れる「黒」を都会的に着こなすコツを伝授します。
黒コーデには、トレンドカラーを入れるべし！
黒コーデの旬度を高める簡単な方法として、その年のトレンドカラーを足す方法があります。
スナップは今年の注目カラーである「グリーン」のニットと合わせたフレッシュな着こなし。一見、グリーンだけでは難易度が高そうでも、黒との組み合わせであれば、主張を抑えつつ旬なコーデを作ることができます。
オール「黒」コーデのコツとは？
色気溢れるオール「黒」コーデですが、一歩間違うと重くてのっぺりとした印象になってしまうのが実は難しいところ。解消するコツはいくつかありますが、肌の露出があるかないかだけでぬけ感が違います。
ファッショニスタのスタイリングはストールなどを巻かず、首元が少し見えていることでスッキリした印象に。防寒対策でつい足したくなりますが、オール「黒」にするなら、ロールアップや袖まくりなど、肌の露出も効果的です。
差し色を活用！ あか抜けテクニック
黒は好きだけど、どうしても毎回同じようなスタイリングになってマンネリ……。そんな時には、思い切って真逆のカラーを入れてみるのもアリです。スナップは、ビビッドな「赤」ニットと、足元は「純白」のスニーカーを合わせたアクセントカラースタイル。黒のアウターで赤ニットの面積を限定することで主張を程よくカットし、華やかすぎないシックなコーデに仕上げています。
上級者の黒コーデも要チェック
ワントーンコーデにおいてはオーバーサイズのアイテムを重ねると間延びして見えてしまいますが、おしゃれ上級者たちは小物使いが秀逸。
スナップのように、短めのパールネックレスとカジュアルキャップを用いることで目線が上がり全体のバランスを引き締めています。黒で統一しつつも、コートの下にはオールインワンを合わせるなど個性を演出したハイセンスなコーディネートをマネしてみましょう。