初夏の陽気を感じることが多くなった今日この頃。慌ててコーデの主役となるシャツを探している人も多いのでは?
今回は、人気ブランドの最新リリースアイテムから、おすすめのメンズシャツをピックアップしてご紹介します。
ビッグシルエットを身近にするワンサイズシャツ
まずは、セレクトショップ御三家のSHIPSをチェック。
一際目を引いたのは、”ONE SIZE FITS ALL SHIRT”というタグを付けたこちら。ビッグシルエットの難しいサイズ選びを逆手に取った「ワンサイズ展開かつシェアも可能なデザイン」というコンセプトが意外にも盲点。多くの人が無理なく着られる一つの着地点を提案したのは大いにウケそうです。
バンドカラー&ボタンダウンカラーのラインナップ、豊富なカラバリ、お手頃な価格もGOOD。
ドレープ感×高級感で引き込むとろみシャツ
フォーマル&クラシックな提案が増えている中で気になるのが「とろみ感のあるリュクスなメンズシャツ」。探したらありました、いい感じのアイテムが。ブランド名は、MAISON SPECIAL(メゾンスペシャル)です。
自社のアイコンとなるオーバーサイズのシルエットにイタリアのシャツ生地メーカーTAIANA(タイアナ)の素材をぶつけたそれは、豊かな表情と高級感が魅力。シンプルですが、コレ一枚でも主役を張れるほどに頼もしい一品です。
着る人を選ばないデニムシャツの逸品
メンズシャツでもぜひ取り入れてみたい、今春夏トレンドのデニム。狙いどころはやはり、一日の長がある専門ブランドです。
最近は提案するブランドも多い「ウエスタンシャツ」をデニムでリリースしていたのがLee(リー)。アメリカの大御所ジーンズブランドらしく、本格的なヴィンテージからリメイクものまで揃っているので、自身のスタイルに合わせて選べるのが◎。肝心のクオリティーも言うまでもなく、頭一つ抜け出た存在です。
閉塞感を打破するポジティブなエスニックシャツ
ドレッシーなメンズシャツやトレンドど真ん中のデニムシャツとは別に筆者が注目するのは、コロナ禍で蓄積した「旅への憧れを刺激する一枚」です。
例えば、ブータンへの思いを形にしたJUNYA WATANABE MAN(ジュンヤワタナベマン)、自身の本拠地をツーリストを通して掘り下げたDRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)などがそれ。セレクトショップのURBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)もまた、主力の総柄シャツをエスニック柄やペイズリーで描いています。