2021年、2022年と、イエローと共にトレンドカラーを牽引し続ける「グリーン」。
今回はあらためて、「グリーン」の持つ魅力とマストハブアイテムに迫ります。トレンドカラーとして気になっている人も、コーディネートのコツをチェックしたい人も、ぜひどうぞ。
自然の色にして平和を願う色「グリーン」
草木の色として馴染みの深いグリーン。自然を思わせるそれは、生命力・希望・平和・エコロジーを連想する色として親しまれています。また、風水やスピリチュアルの分野では、成長・調和・信頼・落ち着きをもたらすものとして、仕事運・才能運・健康運に関わるとされているようです。
一方、ファッションにおけるグリーンといえば、20世紀初頭より、ミリタリーウェアの迷彩グリーンやオリーブとしても認知されています。そのカウンターとしてラブ&ピースを掲げたミリタリースタイルが広まったのは、ヒッピーカルチャーの流行った1960~70年頃のこと。
マストハブアイテム1:懐の広いグリーンのカーゴパンツ
ブルゾンやTシャツにはもちろん、テーラードジャケットやシャツにも幅広く合わせられるグリーンのカーゴパンツ。アメカジにもトラッドやモードにも対応する、一本あると何かと重宝するアイテムです。
キレイめに着こなしたいなら、イタリア系パンツブランドやセレクトショップのもの。ガチで楽しみたいなら古着やヴィンテージのものと、選択肢が広いのも◎。
マストハブアイテム2:着こなしで差がつくミリタリージャケット
エディ・スリマンやニック・ウースターといった一流ファッショニスタが愛用するグリーンのミリタリージャケットもまた、おすすめのアイテム。その男臭さに上品なウェアをぶつけることで、ワンランク上のおしゃれコーデが叶います。
ベーシックなのは、オールシーズンに使えるM-65ジャケット辺り。秋冬コーデならば、MA-1やN-1も鉄板です。
マストハブアイテム3:ぱっと目を引くコーデの主役、グリーンのコート
ステンカラーコートにトレンチコートと、何かとグリーンと相性の良いコート類。今どきなファッショニスタに選んでほしいのは、春コーデや秋コーデがドラマチックに映る、明るく鮮やかなグリーンor深みのあるグリーンのコートです。
ブラックのアイテムと合わせればシャープなモードに。グレーやブルーデニムと合わせれば軽快なカジュアルへと変身しますよ。