ファッション指南書には必ずといっていいほどに書いてある「3色以内」ルール。では実際、おしゃれな人はどんな風に取り入れているのでしょうか。
今シリーズでは、お手本となる「ファッショニスタの3色以内のコーデ」をご紹介。まずは「秋冬の1色コーデ(ワンカラーコーデ)」を解説していきます。
カジュアルにもあか抜けるオールブルー
まずは、オールブルーでまとめた1色コーデ。トップスはデニムウエスタンシャツ、ボトムスはデニムパンツで。いわゆるデニムオンデニムのスタイルで、無骨にもトレンドライクな仕上りがクールです。
のっぺりしがちなオール〇〇コーデは、このように上下で濃淡を違えてトーンオントーンにするのも◎。立体感が出てメリハリが生まれます。
品の良さ際立つオールホワイト
続いては、オールホワイトでまとめたシンプルなコーデ。潔い雰囲気が秋冬の凛とした空気にリンクして、感度の高いスタイリングに着地しています。
ホワイトでまとめた1色コーデといえば、かのゲンズブールが有名。そのセンシャルなニュアンスも、ニットやワイドパンツでまとめるとご覧の通り。イノセントなメンズスタイルも十分に守備範囲です。
クールさをブーストさせるオールブラック
1色コーデでは比較的にチャレンジしやすいオールブラックのコーデ。組み合わるアイテムによって、フォーマルにも、モードやカジュアルにも楽しめます。
スナップでは、ナイロンジャケットとスニーカーでラフに。ボリュームのあるシルエットにブラックという重いカラーが相まって、ストリート的なニュアンスを漂わせています。
ハイセンスにキマるオールベージュ
ラストはオールベージュの1色コーデ。ラフなカジュアル・スタイルでありながら、大人っぽく、知的な雰囲気が印象的です。
今回の足元はあえてブラックで(そのため正確には2色コーデ)。メガネとリンクさせ、のっぺりしそうなスタイルにアクセントと重心を加えています。逆に軽やかさを出したい場合は、ホワイトのアイテムをプラスしてみて。