ヤングゾーンから話題になってきている、”胸当てにサスペンダーが付いたパンツ型のつなぎ”オーバーオール。

西部開拓時代アメリカでおこったゴールドラッシュの頃に初めて着られるようになり、これを着やすく改良したのがジーンズ(デニム)の始まり。年代のイメージとしては、ジーンズ(デニム)が先で、アレンジされた物がオーバーオールではないでしょうか? 驚きですね。

オーバーオールは子どもっぽい印象なものの、2020年秋冬では大人も日常のコーデに取り入れてみましょう。そんなトレンドの「オーバーオールお手本コーデ」をご紹介します。

オーバーオール・デニムジャケットはネイビーで「こなれ感」を演出

出典: wear

ゆったりとしたシルエットのオーバーオールはリラックスした気分で着用できます。色は濃いネイビーをチョイスすることで大人なムードに。さらに素材感の違うネイビーのデニムジャケットを羽織れば、こなれたスタイリングが完成します。

スナップのように白Tシャツをインナーに合わせると爽やかさが倍増!

オーバーオールをZOZOでチェック

ワークなオーバーオールはビッグなシルエットで着こなそう!

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スナップのファッショニスタが着用するオーバーオールは「デッキパンツ」といわれる種類です。

デッキパンツとは雨や雪の防寒用の作業着として開発されたミリタリーウェア。スナップのパンツは1940~50年代のアメリカ海軍で実際に着用されていたデザインからインスピレーションを受けています。

パンツの上から寒さしのぎに穿くデザインはゆったりとしたサイズ感が特徴で、パンツにもトップスにもボリュームを持たせるのが”今”のシルエット感。ビッグなシャツを羽織って出かけましょう!

デッキパンツをZOZOでチェック

大人のオーバーオールコーデは、断然オールブラックがGOOD!

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オーバーオールはカジュアルなイメージとはいえ、ブラックカラーでグッと大人の印象に仕上がります。トレンドの全身オールブラックのスタイリングが今の気分にはマッチしそう。

スナップのようにアクセントとしてホワイトの柔らかい素材のトートバックを合わせると「こなれ感」を得ることができます。

ブラックのオーバーオールをZOZOでチェック

ミリタリーの強いオーバーオールには男らしい”カジュアル”で決まり

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ミリタリーの強いカーキのオーバーオールには、ゆったりとした大きめサイズのストライプデニム(ヒッコリー生地)で作られたカバーオールとの相性がGOOD。ワークテイストなスタイリングが大人男性のカジュアルさを醸し出してくれます。

スナップのオーバーオールはコーヒー豆の専門店とのコラボアイテム。コーヒー豆の選定時に着用するワークウェアのアイデアより生まれたデザインは、シンプルそうに見えて多機能なポケットが付いている優れもの。

外出を控えている昨今……そろそろオーバーオールのカジュアルコーデを身にまとい、大自然のアウトドアスポットを巡り癒されたいですね。

ファーマーオーバーオールをZOZOでチェック

By AKIRA SUGIYAMA

アパレルメーカーにてニットデザイナーとして勤務しプライベートではフリーザイナーで活動後、イタリアへ。MA学科を卒業。現在は様々なジャンルのファッションデザイナー育成にかかわっています。時代の動きに合わせ、トレンドを敏感に取り入れながらも、独自の感覚で様々なスタイルに挑戦中です。