藤原ヒロシさんやUNDERCOVER(アンダーカバー)の高橋盾さん、A BATHING APE(アベイシングオブエイプ)の創業者のNIGOさんによって生まれた裏原文化。当時カルト的な人気を誇った3人は、ファッションのカリスマとして数々の伝説を残してきました。
その伝説に「裏原ファッション」がありますが、みなさんは裏原スタイルを知っているでしょうか? 今回は独特な文化を築いた裏原スタイルについて解説していくので、ぜひファッションの見識を広げてみてください!
ヴィンテージデニムは裏原に必須
裏原では古着を使ったスタイルが流行していたこともあり、ヴィンテージデニムを穿いたストリートスタイルが人気でした。スナップのように、デニムパンツ+パーカーでシンプルなストリートの着こなしが定番。
経年変化したデニムパンツなら穿くだけでコーディネートの雰囲気がアップするので、裏原ファッションをするときのマストアイテムです!
グランジ、パンクといった音楽との融合
裏原ファッションは、グランジやパンクなどの音楽と融合したファッションが特徴的でした。藤原さんと音楽の関係性が深いこともあり、ファッションと音楽が混ざり合い独特なストリートスタイルが誕生。
スナップのようにチェックシャツやダメージデニム、ブーツなどを使ったコーデは当時の裏原感があってGOOD。音楽性を感じるストリートスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか。
前衛的なスタイルも裏原文化
原宿は当時からユニークなファッション文化があり、ギャルやゴスロリ、たけのこ族など、多種多様の個性が溢れていました。もちろん、現在でもその伝統は続き、原宿に行くと前衛的なファッションを見ることができます。
藤原さんたちが前線で活躍していた時代は、裏原にはマイノリティーが集まってきていたという話もあります。少数派から誕生したものだからこそ、唯一のスタイルとして裏原ファッションは今でも存在し続けています。