くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、かゆみを引き起こすイヤ~な花粉。地域によってはもう飛び始めている頃ですね。

そんな辛い症状を軽減させるには、実は「衣類」が重要なんです。花粉を室内に持ち込ませないためのポイントをご紹介します。

ツルツルの衣類で花粉を付着させない

出典: wear

まだまだ寒いこの時期。アウターやインナーは暖かなウール素材が捗るという方も多いでしょう。でもそれが大きな落とし穴。ウールは凹凸が多いため花粉付着率が高く、知らないうちに室内に持ち込んで症状を引き起こしてしまいます。

逆に花粉が付きにくいのはコットンと化繊。特に表面がツルツルとしている生地が、最も花粉対策に適しています。

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静電気を避けて花粉を寄せ付けない

出典: wear

花粉は静電気によっても引き寄せられ、衣類に付着します。

対策は帯電別の素材を知り、同じ性質同士で組み合わせること。例えばマイナスの帯電同士なら、ポリエステルのコート×アクリルのニット。プラスの帯電同士なら、ナイロンのブルゾン×ウールのカットソーといったようにコーデしてみましょう。

なおコットンは帯電しにくいため、いずれの組み合わせにも使えます。

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帽子で髪もガード

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花粉対策で見落としがちなのが髪の毛。ショートカットだからと侮るなかれ。整髪料や頭皮の脂によって付着したり、静電気で引き寄せたりと、実はウールの衣類以上に注意したい箇所なんです。

できれば、コットンのベースボールキャップやナイロンのバケットハットなどを被って対策を。また帰宅時にシャンプーシートで拭き取るのも効果的です。

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やっぱりマスクも忘れずに

出典: wear

もちろんマスクも必要不可欠のアイテム。外出先で吸い込まないだけでなく、室内への持ち込みや花粉による肌荒れの防止にも役立ちます。

コロナ禍で身近になった存在ですが、改めてフィルターの花粉カット性能やマスクの密着度にも注目してみてください。

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By igr600

フリーのファッションライター。雑誌&WEBにて、モードからカジュアルまで幅広く執筆中です。おもにトレンド分析・カラーコーディネートといった情報を発信しています。