おしゃれな着こなしのポイントといえば、「色・形・素材」。なかでも「形」のキーワードとなるのが、「Yライン」「Iライン」「Aライン」「Hライン」シルエットです。
今回は復習を兼ねて、ファッショニスタと一緒に再チェック。あなたのおしゃれコーデを揺るぎのないものにしていきましょう。
メンズの基本「Yライン」
ボリュームのあるトップス×コンパクトなボトムスで「逆三角形を作る」Yライン。○と▽で描かれる”男性のピクトグラム（絵文字）”でもおなじみのように、一般的に男性らしいとされるスタイルです。
スナップでは、ふっくらとしたニットカーディガン×テーパードの効いたパンツで構成。力強さに加え、ソフトでリラックスした時代的な雰囲気もプラスしています。
スマートに見せる「Iライン」
Iラインは、着こなし方を考えずともおしゃれに決まる便利なシルエット。「上下とも細身で作る」のがポイントです。イメージとしては、”一般的なスーツのライン”といえばわかりやすいでしょうか。
縦の感じが強調されるので、スタイリッシュに見えるのも嬉しいところ。骨格診断がストレートタイプの人にはもちろん、大人っぽく見えるので小柄な方にもおすすめです。
男を感じさせる「Aライン」
どっしりと構えたスタイルがウリのAライン。「三角形で作る」シルエットは、スタイリングに安心感を生み出すことができます。
Yラインとはまた異なる”男臭い”雰囲気は、ミリタリー系やワーク系とも相性よし。さらに、脚の太さが気になるスポーツ経験者の方や、意外なところではお腹ポッコリなミドルエイジにも使える着こなしです。
玄人感が面白い「Hシルエット」
定番の「Y・I・Aライン」が出揃ったところで、最後はちょっと変化球。ときに”Hライン”とも呼ばれる「全体をゆったりと仕上げたスタイル」もチェックしておきましょう。
“オーバーサイズ、ビッグシルエット”といったキーワードが躍る昨今、「ビッグなトップス×ビッグなボトムス」はファッショニスタたちの定番。慣れないうちは少し手こずるかもしれませんが、ものにすれば強力な武器となるはず！