気づけばダウンやコートのアウターを羽織り、ファションに「重ね着」が必要不可欠な季節がやってきました。レイヤードは寒さを凌ぐだけでなく、服のボリュームを調整してスタイリングのシルエットを変えたり、アイテム同士の色を組み合わせてカラーリングを楽しんだりとたくさんのメリットがあります。
そこで今回は、WEARで活躍されている「kentooshimaさん」のスナップからファショナブルなレイヤードを学んでいきます。今年の冬は重ね着でファションに違いを生み出してみてください!
技名「ショート&ロング」。丈の長さをコントロールしてバランスをもたらす。
重ね着をすると、”着膨れ”や”シルエットが悪くなる”といった問題が発生しがち。しかし、「kentooshimaさん」はその悩みを上手く解消しています。
インナーのブラウンのジャケットはショート丈をチョイス、アウターに丈の長いコートを組み合わせることで、シルエットの長短に抜群のバランスを作り出します。「短い」×「長い」を意識してレイヤードしてみてください!
色の組み合わせにこだわったレイヤードは「迫力」を生む
レイヤードは色の組み合わせを上手くコントロールすることが大きな鍵を握っています。
スナップのようにトータルコーデとしてはシンプルな配色で落ち着かせつつ、ジャケットのインナーに蛍光系のオレンジを刺し色として使用。アイテムのカラーに落差をつけると一気にスタイリングに「迫力」が出ます。
ベストは服のバランスを微調整する「優れ物」
ベストはレイヤードに必要な要素を全て兼ね備えた優れ物です。コーデに差し色が欲しいとき、ボリュームに物足りなさを感じたとき、ベストは最後のピースとして活躍。
スナップでは、茶色の差し色を加えるとともにタイトなシャツにベストのボリュームをプラスして見栄えのバランスをとっています。スタイリングに物足りなさを感じたときはベストを取り入れるといいかも。