おしゃれなファッショニスタが好んで着ている古着。ファッションは個性を視覚的に表現するツールという考え方もありますが、古着はそれを手軽に実現できます。この生地では、ファッションが好きだけど古着にいまいち踏み込めないという方に向けて、古着の魅力をご紹介します。
ファッションの原点に触れる
さまざまなブランドがそれぞれのブランドコンセプトを基に洋服を展開していますが、その原点となるのが古着と言えます。というのも、パターンやデザインが古着を基に作られていることが多いためです。
今の世の中に存在する定番と呼ばれるアイテムは、古着を繰り返しサンプリングして今の形として定着しています。こういった意味では、古着に触れることはファッションの原点に触れることと同義と言えるでしょう。
一点物だから、人と被らない
古着のほとんどは過去に流通していたアイテムの生き残りのものが多く、ほとんどが一点物。そのため人と被ることがなく、お気に入りのアイテムを気兼ねなく着れます。
ブランド品の買取などで流通する古着に関しても、数量の少ない過去のコレクションのアイテムなので、人と被ることも非常に少ないのです。
人気ブランドのアイテムが安価で入手可能
古着の何よりの魅力は、憧れブランドのアイテムが安価で手に入れられることです。中でも特に人気のあるNIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)といったスポーツブランドからPOLO Ralph Lauren(ポロラルフローレン)、TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)などの有名ブランドも、定価と比較するととても安い価格で購入できます。
おしゃれを安価で楽しめるのは、非常に嬉しい魅力の一つです。
ブランドマウントからの脱却
古着はまさに唯一無二のファッションアイテムです。「どこのブランドを着ているのか?」という他者とのマウントの取り合いとは無縁。見栄を気にせず、ノンストレスで自分の好きなファッションを楽しむことができるのも古着の魅力です。
気軽に個性を表現
アパレル業界で慢性的に起きている市場の同質化と、無縁の立ち位置にいるのが古着。アパレル業界は売り上げを獲得するために、市場で売れている商品を一斉に売り出し、どこのお店に行っても似たような商品がタグだけ違って置いてあるという現象が起きがちです……。
しかし古着に関してはそういった概念がないため、現代ではあまり考えられないようなデザインやパターンのアイテムが多くて。自分らしい個性を古着を通じて気軽に表現できます。