もともとは、漁師の仕事着や海軍の防寒着として着用されてきた「ダッフルコート」。
ダッフルコートは、海上での強い風や水しぶきなどを防ぐため、帽子の上からでも被れる大きめのフードが付いていること、「トグル」と呼ばれる木や金属の留め具を紐に通すことで、コートの前面を閉じられるのが特徴です。
クラシカルなイメージがありますが、素材やカラー、シルエットで変化を加えると、現代風な着こなしにグレードアップ。今回は、さまざまなカラーリングのダッフルコートを着用したスナップをご紹介します。色のチョイスで変化するその印象、みなさんの好きな色は何色でしょうか。
オレンジのダッフルコートに挑戦!
Kaptain Sunshine(キャプテン サンシャイン)の発色の良いオレンジカラーのダッフルコート。一枚でしっかりと存在感があるので、インナーやボトムスは黒などのベーシックカラーで合わせるのがベターです。
アウターだからこそ、少し派手なカラーリングに挑戦したいという方におすすめ。木製のトグルが温かみをプラスし、紐の細工や袖口のボタンなど、ディテールにもこだわりがつまっています。
無骨なシルエットだからこそ、質の良さで勝負できる大人のダッフルコートです。
定番のネイビーは万能
定番のネイビーカラーのダッフルコート。スナップのようにカジュアルテイストでルーズに着こなすも良し、セットアップのインナーでキレイめにまとめるのも良しな万能アイテムです。
ただ、シンプルにまとめすぎると学生服のようになってしまうので、柄や小物で遊び心を多めにプラスするのがあか抜けるコツ。ネイビーのコートはどんなカラーも合わせやすいので、自分なりのスパイスを加えたコーディネートを楽しみましょう。
爽やかに、大胆に
鮮やかなブルーが爽やかな印象を与えるダッフルコート。スナップのようなホワイトのアイテムと相性がよく、清潔感も抜群です。
肉厚ウールのメルトンを使用していて、素材感でも品の良さをプラス。素材にこだわることで、カジュアルはもちろん、ドレッシーな服装にも絶妙にマッチします。
ハーフタイプと呼ばれるひざ上丈のコートは、見た目も軽やかで動きやすいのが特徴。幅広い年代の方に合わせやすいアウターです。
ミリタリーテイストに仕上げる
重厚感のあるひざ下丈のコートは大人のメンズこそ似合う秀逸アイテムです。あえてルーズなシルエットのダッフルコートで抜け感を出すのも、大人の余裕を醸し出せる参考にしたいポイント。
バンブー素材のトグルと革使いも上品。カーキカラーでミリタリー要素をプラスし、シックな印象に仕上げています。