誰もが流行を、毎シーズン把握しているわけではない。トレンドに左右されずに、一つの物を変わらず着続けることができたらいいのに……。そんなことを考えることはないだろうか?

そこで紹介するのは1948年より物づくりを続けてきた 「CAMBER(キャンバー)」。MADE IN USAを貫き、スウェットやカットソーなど日常に欠かせない服を作っている。セレクトショップや雑誌などで目にする機会は非常に多い。今なお支持され続ける理由、長く使えて飽きがこない魅力について見ていこう。

CAMBER(キャンバー)とは?


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CAMBERは1948年に生地工場としてスタートした、アメリカ・ペンシルバニア州の老舗ファクトリーブランド。ヘビーウェイトのスウェット、カットソー、Tシャツなどを作り、米国自社工場での生産にこだわっている。

1992年には自社ブランド「CAMBER」を立ち上げた。その職人気質なこだわりが世の中に認知され、今も幅広いファンから支持を集め続けている。

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CAMBER(キャンバー)はとにかく生地がいい!


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洋服を洗濯したら生地がヨレてしまった……といった経験はないだろうか? CAMBERの商品でそんなことは起こらない。スナップで着用しているCAMBERパーカーのフードの形を見てほしい。「襟が立つ」というが、これは「フードが立つ」といえる。そう、生地がしっかりしているのでフードの形も崩れないのだ。
ヘタレない肉厚の生地は長く使え、愛着が湧いてくる。素材一つにも妥協しない、この徹底した物づくりに脱帽。

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カラーバリエーションの豊富さもCAMBER(キャンバー)のよさ


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CAMBERのたくさんある色展開は魅力の一つだ。しかし、あまりのバリエーションに選ぶのが難しい。ならばコスパのよさを生かし、思い切って何色か大人買いしてはどうだろう。定番色に頼らず、スナップの鮮やかなオレンジくらい個性を出すのも手。着るだけで気分もよく、アクティブな気持ちにさせてくれる。

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素材の厚さを使い分ける


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CAMBERのトップスは一枚で着るとサマになるが、その秘密は生地の厚さにある。例えばカットソーを調べると、商品名や説明に「oz」と書かれている。「オンス(oz)」とは、生地の重さ(厚さ)を指す単位。生地の厚さを数種類の中から選べ、そのほとんどがタフな厚みを持つ。
カットソーにおけるMAXウェイトの8ozはスウェットとカットソーの間くらいの素材感で、生地の張りや裾のストンと落ちすぎない雰囲気がこなれた印象を引き出してくれる。そんなアウター顔のトップスは年齢を重ねても重宝するだろう。

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シンプルなデザインがちょうどいい


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CAMBERには無地でシンプルなデザインが多い。いろいろなアイテムと合わせやすく、どのジャンルの服にもハマるため使い勝手はバツグン。
スナップのような白のハイネックはミリタリージャケットのインでも収まりがよく、それでいて生地もしっかりしているので安っぽく感じさせない。さらに着ているだけで爽やかに、どこかいい人そうに見える。実質剛健なちょうどいい「いつもの服」だ。

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By 磯野 泰次郎

#CBK magazine編集部 磯野泰次郎です。 ファッション業界に10年程携わっています。インポート・ストリート・古着を合わせたMixスタイルが好きです。明日から使える、スタイリングTipsを発信していきます。