収束の見えないコロナ禍のなか、まだまだ不要不急の外出を控えている方も多いはず。
「でも、なにか楽しみが欲しい……」。そんなときは、ブランド発祥の国を想いながら、あるいはデザイナーの人となりに触れながら、海外を旅をした気分になってみるのはいかがでしょう。家で思い切りおしゃれをするもよし、近所のお散歩にもよし。ファッションはいつでもあなたのそばに付いています。
初回はイギリス編です。
UKの反骨精神に触れる旅「Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)」
パンクの女王と呼ばれる「Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)」。ロンドンにあるブティックは、伝説的なパンクバンド「SEX PISTOLS(セックス・ピストルズ)」をプロデュースした聖地として、今もファッションやカルチャーの徒が訪れます。
Vivienne Westwoodといえばタータンチェック。その歴史と精神に触れれば、きっと新たな扉が開けるはずです。
ユニークな生き方を学ぶ旅「Paul Smith(ポール・スミス)」
近年、自転車競技でも活躍が目覚ましいイギリス。ノッティンガム出身の「Paul Smith(ポール・スミス)」もかつて、ロードレーサーを夢見た少年でした。10代で不慮の事故に遭いましたが、現在ではファッションを通して世界中の人々に笑顔と勇気を届けています。
テーラリングにも定評のあるPaul Smith。遊び心のあるセットアップをまとって、その生き方に乾杯!
変わらぬ強さに癒やされる旅「MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)」
“時代に流されることなく、いつもそこにいてくれる”。そんな「MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)」もイギリス出身のデザイナー。フリーマーケットのメンズシャツをヒントに生まれたブランドは、2020年の今年、生誕50周年を迎えています。
今時分に袖を通すならば、やはりシャツがおすすめ。ゆったりとした空気感とやさしい肌触りが疲れた心を解きほぐしてくれます。
UKカルチャーを巡る旅「FRED PERRY(フレッドペリー)」
「FRED PERRY(フレッドペリー)」は、ウインブルドン選手権を3度も制した偉大なプレイヤー。わたしたちにもなじみ深い同ブランドのポロシャツは、起源を当時のテニスコートにまでさかのぼることができます。
1960年代にはモッズカルチャーのアイコンとしても君臨。クールでスマートなスタイルで往時をしのべば、UKカルチャーもさらに身近なものになるでしょう。