秋もすっかり深まり、本格的な冬ももうすぐそこ。クリスマスに年末年始にと、お待ちかねのイベントをシックに決める「コート」が気になってくる頃では?
そんなコートのトレンドも、やはり”ビッグシルエットやオーバーサイズ”。早速、おしゃれ度を高めるコーデテクニックをファッショニスタたちから学んでみましょう。
【チェスターコート】カラーで圧を抑えめに
秋冬に映えるブラウン系のカラーでまとめたこちらのスナップ。ビッグシルエットの重たい雰囲気も一変、やわらかく繊細なニュアンスで魅せています。
使われているのは、その歴史を1840年代にまでさかのぼることができる「チェスターコート」。クラシックでエレガントなシルエットは、きらめく冬にピッタリです。個性をプラスしたいときにはダブル・ブレステッド(2列ボタン)やチェック柄のものをセレクトしてみて。
【ステンカラーコート】細身のアンクルパンツで抜け感を
ノームコアの必需品としておなじみの「ステンカラーコート」。折返した襟にラグランスリーブ、絞り控えめのウエストなど、トラディショナルにしてシンプルなスタイルが特徴です。
こちらのファッショニスタは、これをビッグシルエットで。どっしりとしたラインに「ブラックの細身パンツ×ホワイトソックス」をあえてぶつけながら、良好なバランス感のコーデに仕上げています。
【ピーコート】ひし形ラインで個性を形成
ミドル丈のAラインコートならば、全体を「ひし形」で作るテクニックもアリ。ボトムスにテーパードのかかったワイドパンツやバルーンパンツを合わせることで、男らしくもちょっとかわいい、唯一無二のスタイルに仕上げられます。
スナップでは、ミリタリー由来の「ピーコート」をセレクト。ボタンを開けることでAラインを形成し、違和感なくこのコーデを創り上げています。
【ダッフルコート】あえてビッグシルエットで描く
ミリタリーやアイビーのよき相棒であるものの、日本では学生のイメージが強いことから、少々かわいく思われがちな「ダッフルコート」。だからこそ、”オーバーサイズ”が活きてきます。
パンツともどもビッグシルエットで描けば、かわいさはどこへやら。力強く個性的なコートスタイルの完成です。軽快なニュアンスのグレーを選んで、秋から春まで大活躍させてください!