企画の第4弾にご紹介するブランドは「A.P.C.」です。大きくブランドロゴが入っているトートバッグを街でよく見かけたことはないでしょうか?
A.P.C.はカジュアルエレガントを代表するフランスのブランドで、使い勝手がよく、上品さを兼ね添えた洋服を製作しています。
今回はそのA.P.C.の中でも有名なローデニムジーンズについて品質やデザイン、魅力についてご紹介します。
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A.P.C.とは?
A.P.C.とは1987年にJean Touitouが設立したブランドで、妻でアートディレクターであるJudith Touitouと共に活動。1991年に国外初の店舗として東京の代官山にオープンし、その後もニューヨークやロンドン、北京などに拡大し、知名度が上がっていきます。
A.P.C.のデザインは奇抜さを忠実に除外し、エレガントでカジュアルが基本。クラシックな素材を使用したハイクオリティな服を提案しています。
では、みなさんが気になっているA.P.C.ローデニムジーンズコレクションについて早速ご紹介します。
A.P.C.のローデニムジーンズ!
歴史あるA.P.C.ジーンズの魅力を一言で表すと、「シンプルでハイクオリティ」。リベットやボタンの金具はステッチと色が統一されており、ウエストボタンはA.P.C.のオリジナルのものが使用されています。
また、デニム生地はタテ糸がマザーコットンと呼ばれる高級錦糸が使用された、ハイクオリティな日本製のアイテムなのでしっかりとした色落ちも楽しむことができます。
A.P.C.のデニムジーンズには「バトラープログラム」というのものがあります。自分が穿き潰したジーンズを店頭に持ち込むことで、新しいデニムジーンズを”半額”で購入が可能。履いていたジーンズは職人によって再利用されるので、安心してプログラムに参加できます!
影の立役者として活躍
こちらシンプルなA.P.C.のデニムジーンズにシャツ、ネクタイと革靴を合わせることで一見普通のカジュアルスタイルに見えます。しかしワンポイントが入ったスタジャンとブラウンのタッセルローファーがコーデに大人の遊び心をプラス。
こういったメインを生かす影の立役者としても、A.P.C.のシンプルなデニムジーンズが活躍してくれます。
品のあるシンプルスタイルに
ブルーのスタンドカラーシャツに、同系色のA.P.C.のデニムジーンズとブラックの革靴を合わせたザ・シンプルスタイル。
デニムをあえてロールアップしないことで、裏地が見えず足元がスラっとして見える、筆者おすすめの小技です。
ロールアップを駆使したモードスタイル
前章のモデルさんとは対照的に幅の大きいロールアップを駆使し、8ホールのブーツをしっかりと見せることで男らしい印象に。モードなデザインのモッズコートで少しミリタリー感を加え、より男らしさを増したスタイルにもA.P.C.のローデニムジーンズはハマります。