フランスの首都・花の都「パリ」。3年後にはオリンピック・パラリンピックも控え、いつも以上に注目度が上がっているようです。とはいえ、まだまだ自由に旅行できないのが残念でなりませんね。
そこで、まるで現地に住んでいるかのように、街によく馴染むコーディネートでパリ気分を味わってみませんか? 今回はフランス渡航歴30回以上の筆者が「妄想コーデ」をご紹介します♪
もくじ
パリの女の子のようなシックなコーデに、大人の華やかさも少しプラスしてみる。
「パリの女性はブラックカラーをキャンパスに、長い時間をかけて自分らしいスタイルを作り上げる」と教わったことがあります。実際街で見かける着こなしも、若い女性が「シック」、大人が「華やか」と、日本の価値観とは違う印象を受けることがあります。
可愛らしい雰囲気の日本の大人女性には、パリジェンヌのようにシックにまとめるスタイリングが好相性♪ そこでスナップのようなブラックのワントーンコーデはいかがでしょうか。フリルのブラウスを主役に、少し大人の華やかさをプラス。シンプルメイクでまとめれば、よりパリっぽさが際立ちます。
旬のベレー帽にチャレンジ! パリジェンヌ気分を味わってみて♪
秋冬のパリでは、ベレー帽やキャスケットを小粋にかぶっているスタイルがとても魅力的です。アーミーベレーの名残なのか、グッと深めかぶり、スナップのように斜め気味にするのがパリっ子流。はじめてさんのベレー帽であれば、定番のウールフェルト素材でブラックカラー、チョボ(頂点のポッチ)付が扱いやすくおすすめです。
ミリタリージャケットで、パリらしいこなれた着こなしにトライ♡
筆者が以前パリで見かけて素敵だなと思ったのが、「F2」と呼ばれるフランス軍のジャケットをオーバーサイズで着ていたスタイルです。袖を思い切りロールしたり、フロントボタンをかけず、まるでガウンのようにベルトでウエストマークしたり。
スナップで着ているのはミリタリージャケットですが、こんなデニムとの組み合わせは、まさにパリらしいカジュアルスタイルです。帽子をキャスケットに替えれば、よりフレンチムードが高まりそうな予感♪
秋冬のパリでは「巻物」がマストアイテム。ワントーンでも、アクセントでも◎
妄想パリコーデで欠かせないのは、なんといっても「巻物」ではないでしょうか。上半身を美しく見せることに長けたパリジェンヌは、シンプルな洋服にこういった小物使いで自分のスタイルを楽しむ傾向があります。
慣れないうちは、洋服と同色で馴染ませると取り入れやすいはず。慣れてきたらスナップのように、アクセント役として使ってみてください。少しボリュームのあるストールに、ナチュラルなまとめ髪が高バランスです。
まだ旅行には行きづらいですが、スタイリングだけでもパリっ子気分を味わってみてくださいね♪