今回は50代を魅力的に見せるロングヘアをご紹介します♪ 年齢とともに訪れる変化にきちんと対応し、必要なお手入れを続ければ、60代になっても美しいロングヘアをキープすることができます。「周りの同世代はどんどんショートにしちゃうけど、やっぱりロングが好き」。そんなあなたに向けた、堂々と自分の好きを貫くためのヒントがいっぱいです♪
※こちらの記事では、あくまでスタイルの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
ツヤを出すには「ドライヤー8割・ヘアアイロン2割」と心得る
年齢に関係なく、美しい髪の条件はツヤがあること。でも、ツヤを出すために使うヘアアイロンの熱で髪が痛み、かえってツヤがなくなるというジレンマもありますよね。
このお悩みを軽減するために、まずはドライヤーでしっかり土台を作ることが肝要。「キューティクルが整うように、上から下に向けてきちんと温風を髪にかける」という基本を守ることで、ヘアアイロンはほんの気になる部分に、ポイント使いするだけで済むようになります。
髪形を作り込むより、素材の美しさを磨く
ヘアスタイルは、がんばっちゃダメ。セットにこだわると、知らず知らずのうちに昔得意だった髪形に近づけてしまいがちです。過去のやり方でパーツを作り込むことによって、トレンドの髪型とのミスマッチが起きないよう、もっと肩の力を抜きましょう♪
50代になると、顔の下半分がふっくらし、面長になる傾向があります。髪形を作るのはサロンにお任せして、あとはとにかく素材磨きに専念すべき。トリートメントを毎日する、ドライヤーを正しい角度で髪に当てる、こまめに保湿するなど、基本のお手入れを習慣づけることが何より大事です。
「前髪を作ると若く見える」の落とし穴
真っすぐに下ろした厚めの前髪は、おでこをスッポリと隠すため、目からアゴ先までの距離を長く見せてしまいます。するとフェイスラインがのっぺりとした冗長な印象に。目の高さは、顔のラインを印象付ける需要なカギを握っているのです。
50代に似合う前髪は、スナップのような目と眉の間くらいの長さで、おでこに三角形の隙間ができるように流すスタイル。顔の横幅をカバーしてくれる頬骨くらいの長さや、眉毛より短めに設定した左右非対称なデザインもGOODです。
顔映りのいいクリアな色で均一に染める
髪色にムラがないことも、50代のロングヘアを美しく見せる大事な要素です。ハイライトなどの個性的な髪色に抵抗があるなら、やはり手堅く白髪を染めるのが一番。うねりやごわつきが気になる髪も、色を均一にすることで視覚的にまとまりが出ます。
色選びに迷ったら、まずは主張控えめで温かみのあるダークブラウンを試してみては。髪を健康的に見せ、お肌のトーンも明るく見せてくれます。サロンに行くたび違うヘアカラーをすると、髪に蓄積した色素が混ざり合って濁ることもあるので要注意。気分を変えたいけど透明感をキープしたいときは、同系色でマイナーチェンジするのが得策です。
ヘアアクセサリーの輝きを味方に付けて
大人のロングヘアを魅力的に飾るのは、例えば華奢なラインでスモーキーに輝くシャンパンゴールドのヘアアクセサリー。生身の人間には叶えられない「時間が経っても変わらない美しさ」の力を、ぜひ上手に借りてみてください。スマホの画像や街ゆく人など、サンプルをたくさん見比べるうちにきっとお気に入りが見つかるはずです。