ワイシャツって現代のファッションには欠かせないアイテム。
フォーマルの場ではもちろんのこと、カジュアルダウンしたりとさまざまに着回せるのが魅力でもありますね。
でもなんで「ワイシャツ」って呼ぶか、その由来をご存じですか?
今回は知ってそうで実は知らない、ワイシャツの雑学をお伝えします♪
ワイシャツの起源はローマ時代にまで遡る
ワイシャツの起源は、古代にローマにまで遡ります。
当時は頭からかぶる式のチュニックが衣類の主流でした。
頭からかぶる、という意味ではスナップのような現在の「チュニック」と同じもの。
しかし、身分によって丈の長さが違ったとのことで、チュニック自体が今よりも非常に社会的な意味を持っていたことがわかりますね。
この流れで、ワイシャツもまたフォーマルで社会的な衣服として着られていくようになります。
ワイシャツは、「ホワイトシャツ」のことだった!?
ワイシャツが日本で着られるようになったのは、明治時代の後半で、西欧の文化が入ってきた時期です。
この時、ワイシャツは「white shirt」と呼ばれていました。
つまり、当時のワイシャツとは、「白シャツ」だけを指したのですね。
当時の日本人にはこの発音が難しかったために、「わいしゃつ」と発音するようになり、いつしかこの形のシャツを色に関係なく全般的に「ワイシャツ」と呼ぶようになったのです。
現在のワイシャツはカジュアルダウンしても着られているが、かっちり感がコーデのキモ
現在では、以前よりもワイシャツのフォーマルな意味合いは薄れてきているように思います。
スナップのように、カジュアルダウンされたワイシャツを、幅広いコーディネートで楽しむファッショニスタたちがたくさんいますよね♪
しかし、「襟のついたシャツ」がかっちりとした印象を与えるのは変わりません。
このかっちり感、きっちり感がワイシャツコーデのキモとなっていることは、現在のおしゃれにおいても言うまでもないことでしょう。
ライター:みずしま