「3、4年前とクローゼットの中身が変わっていない」「コンサバ感が強くてあか抜けない」など、大人世代から聞こえてくるお悩みのひとつ、“冒険が苦手”。確かに流行に影響されてばかりでは、大人の魅力は引き立ちません。しかし同じアイテムをいつも変化がないスタイリングにしてしまうと、時代遅れの印象になる危険も……。
そこで今回は、どこが「昔のままじゃNG!」なのかを振り返りながら、今っぽく着こなせるファッションポイントを5つご紹介します。新しいことに挑戦する前に、今どきと以前とのトレンドの違いをチェックしていきましょう♪
スカート丈は膝下10cmくらいがベスト
流行が表れやすいスカートの丈。少し前までは膝がちょっぴり隠れるくらいの丈が主流でしたが、今は断然ミモレ丈などのロングタイプをチョイスするのが正解♥ 身長などによって違いはありますが、膝よりも10cmくらい下の長さがベスト丈です。
またタイトスカートは膝丈になるとコンサバ感が強くなり、今っぽさが減少してしまうことも。モデルさんはシャツとレース素材の膝下タイトスカートで今風に着こなしていますね。
ゆったりとしたシルエットを意識して
以前はぴったりジャケットとタイトスカート、足元はヒールといった“細身のシルエット”が流行していました。しかし今の流れは、ゆるっとオーバーサイズ♥ 体のラインを強調しすぎて、若作りしているという印象にならないためにも、程よくゆとりのあるシルエットを意識するのがポイントです。
モデルさんはブラウスとプリーツスカートをふんわりと着こなしていますね。上下ともに体のラインを拾いにくいアイテムですが、ウエストインやプリーツの縦ラインでメリハリを出し、バランスの良いコーデに仕上がっています。
ヒールなしの靴を履くだけで、足元から今どきコーデに
ヒールのある靴は、細いヒールほど古見えしてしまう危険があります。さらには高さがあるほど疲れてしまうもの。そこで、尖ったヒールを排除したフラットな靴にTRYしてみませんか? 最近はプラットフォームやキューバンヒールなど、歩きやすくてスタイルアップにも繋がる靴が数多く店頭に並んでいます。また靴の中に入れるインヒールは、今っぽい見た目と脚長効果の両方が叶うので、とても便利ですよ。
モデルさん着用のバブーシュは、今どきのリラクシーな雰囲気を楽しみつつも、女性らしさはしっかりキープ。大人世代が取り入れたい優れた一足です♥
カーディガンはさらっと肩掛けが新鮮
ひと昔前に流行していたカーディガンやシャツの腰巻きは、今は避けた方が無難。反対に、その当時NGの印象があったディレクター巻きやプロデューサー巻きなどと呼ばれた肩掛けが、今の流れでは当たり前のように取り入れられているんです。カーディガンなどの羽織ものは、腰に巻かずに肩に掛けるか、袖に腕を通さずにさらっと羽織るのが鮮度を保つポイントです♥
スカーフは小さめをさりげなく添えて
「無地のカットソーにはとりあえずスカーフを巻く」「きれい色スカーフを身にまとうと気分が高まる」…… 以前は“スカーフ=おしゃれな人”というイメージもありましたが、今の流れでは少し注意が必要。コーデはごちゃつかせずに、すっきりとシンプルにまとめたほうが、大人世代のより女性らしい魅力が引き立ちます。
スカーフは小さめサイズを首元やバッグに巻いて、今っぽさを楽しみましょう。さりげないアクセントとして添えるのがおすすめですよ。