四十肩や五十肩など肩が上がらないと、大変になってくるのが服の脱ぎ着。「服を着る・脱ぐ」の動作は、肩や腕を上下させたりひねったりするので、痛みを伴うことに。
スムーズに脱ぎ着するには、どんな服を選べばいいのでしょうか?
※こちらの記事では、あくまでコーデの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
四十肩や五十肩には「前開き・袖ぐりが広い・身幅が広いシャツ」がおすすめ
四十肩や五十肩に一番おすすめなのが、「前開きで袖ぐりが広く、身幅が広いシャツ」。
前ボタン式のシャツは、痛みがある肩をなるべく動かさずに脱ぎ着しやすいアイテム。袖ぐりがゆったりしていて身幅が広いと、比較的スムーズに着替えができます。
最近はオーバーサイズのシルエットが主流なので、ラクに脱ぎ着しやすいシャツがとっても豊富。四十肩や五十肩になっても、おしゃれがしっかり楽しめそうです。
オーバーサイズなシャツの「ゆったりしたドロップショルダー」だと脱ぎ着がスムーズに
オーバーサイズなシャツが脱ぎ着しやすい理由は、「ゆったりしたドロップショルダー」にアリ。アームホールがワイドになっているので、肩や腕が動かしにくくても腕通しがなめらかに行えます。
作りが大きめのシャツは、広い肩幅で袖付け位置が下に落ち、ドロップショルダー仕立てに。レディスのオーバーサイズだけじゃなく、メンズもののシャツを取り入れるのもおすすめです。
つるつるしたシャツを選ぶと、生地が滑って脱ぎ着がスムーズになりますよ♪
ドルマンスリーブのシャツだと、脱ぎ着がより快適に
「ドルマンスリーブのシャツ」も、四十肩や五十肩で肩が上がらないときにぴったり。
身頃から裁ち出されたドルマンスリーブは、別名「きものスリーブ」ともいい、袖下がゆったりしています。アームホールがオーバーサイズシャツより大きくて身幅が広いので、脱ぎ着がより快適に。
見た目におしゃれなのも嬉しいポイントです♪
かぶりタイプのTシャツは、オーバーサイズ&半袖を選んで
Tシャツは生地が伸びて着替えやすいイメージがありますが、肩や腕の可動域がせまいと難易度が高め。かぶって着るときにTシャツの袖がねじれたり、背中でひっかかったりして、服が乱れてしまいがちです。
前あきではない「かぶりタイプのTシャツ」を選ぶときは、オーバーサイズな半袖が◎。
短い袖は腕入れするときによれにくく、着替えがスムーズ。ゆったりしたシルエットで取り入れると、身幅が広くなって着脱しやすく、服がきれいに着こなせますよ♪