厚いコートを着ていた冬から、軽やかな質感の服にチェンジしていく春。季節が切り替わるこのタイミングは、新しい自分と出会えるチャンスでもあります。新しい服を買わなくても、コーデのバリエーションを広げて手持ち服の着こなし方を変えてみるだけで、思いのほか新鮮な気持ちになれるはず。
今回は、50代におすすめの「春のカジュアルファッション」をたっぷりとご紹介。コーデ作りのヒントになるおしゃれな着こなし方をお届けします。
もくじ
【1】オールホワイト×きれいめ服とのミックスコーデ
クリーンな印象の服が映える春、潔い「真っ白コーデ」を試してみませんか。50代におすすめなのは、スナップのようなきれいめ服を上手に混ぜたカジュアルコーデ。
白のニットやキャップ・スニーカーでラフに見せつつ、センタープレスが入ったパンツとレザーバッグで程よくきちんと感を加えているのが優秀。さらにはニット・キャンバス地・レザーとさまざまな素材をブレンドしているのもポイント。白1色でも単調にならずスタイリッシュなムードに決まりますよ。
【2】ボーダー柄トップス×白黒コーデ
次にご紹介するのは、春になると着たくなるボーダー柄トップスを主役にしたスタイリング。50代が選びたいのはピッチ幅が細めのボーダー柄。程よい上品さがあるので、大人のカジュアルコーデと相性バツグンです。
黒ワイドパンツを合わせてベーシックにまとめたら、ニット帽・ネックレス・白スニーカーなど小物で変化をつけるのがおしゃれ見えのコツ。アイテムはカジュアルでも、白×黒のモノトーンで統一することで、落ち着きを感じられるシックな印象に仕上がっています。
【3】ワンピース×カジュアル小物のお散歩コーデ
ちょっと甘いムードのワンピースを50代が着るときは、カジュアル服やスポーティな小物をプラス。例えばデニムジャケットやスニーカー・キャップなど、カジュアルやメンズライク感のあるアイテムを合わせるとバランスを調整できますよ。
この着こなし方であれば、フリルなどがついた甘いディテールの服も50代にフィットする見え方にチェンジします。軽やかなスタイリングは春の散歩やお花見にも最適です。
【4】白ブラウス×デニムパンツの春コーデ
春コーデに欠かせない白ブラウスは、定番のデニムパンツ合わせで王道スタイルを楽しんでみましょう。白×ライトブルーの淡い配色はこの季節らしく、新鮮な気持ちをより高めてくれるはず。
ベルトでウエストマークしたり、バッグやシューズなど要所で黒を散らしたりするのもおすすめ。着こなしにメリハリをつけると同時に、デニムコーデを程よくきれいめに見せてくれます。
【5】シンプルな服で取り入れるカラーコーデ
着慣れた定番色もいいけれど、春はやっぱりカラーアイテムが気になります。そこでTシャツなどシンプルな服から取り入れてみては。カラーコーデ初心者さんもトライしやすいのでおすすめです。
スナップでは春らしさいっぱいのピンクTシャツにベージュタックパンツを合わせて、上品なカジュアルスタイルに。トップスをウエストインしてメリハリを付けたら、足元に白スニーカーを配置してやわらかな配色コーデをより印象的に見せています。カジュアルだけれどラフに見えすぎない、大人女性こそ似合うスタイルです。