グレーやベージュ、黒などの定番色は、大人世代にとって合わせやすいからとつい選びがち。でもクローゼットにそんな色の服ばかり増えていき、気づけば「地味色ばかりのラインナップに!」なんてこともよくある話。特に40代が落ち着いた色でスタイリングをすると、あか抜けなかったり元気がなさそうに見えたりすることも。
そこで今回は、40代が地味色の服を着ても地味に見せないコーデをご紹介。おしゃれに着こなせすヒントを伝授します!
もくじ
【40代・地味色の着こなし方1】スポーティなアイテムを入れる
まずご紹介するのは、地味色コーデにスポーティなアイテムを取り入れる方法。今どきの印象にブラッシュアップできますよ。例えばオールブラックコーデは落ち着きすぎたり、のっぺり見えたりが気になりますが、ボトムをトラックパンツに替えるだけでグッと洗練されます。
スナップではトラックパンツとスニーカーがブラックコーデにメリハリをON。程よい軽さをもたらし、こなれた印象にチェンジしています。
【40代・地味色の着こなし方2】きれいめ80%・カジュアル20%でまとめる
「カジュアル100%だとラフすぎるし、きれいめ100%だと遊びがない」、そのサジ加減が難しいと感じる40代は多いのではないでしょうか。地味色コーデのあか抜けを図るには、ここのバランスを意識することが大事です。
目安として【きれいめ80%・カジュアル20%】、これぐらいの配分で仕上げてみてください。大人にちょうどいいスタイルが完成しますよ。
スナップを例に挙げると、トレンチコートとボトムがきれいめ、ボーダートップスはカジュアルな服。アイテム数としてカジュアルは1点ですが、コーデにおけるルーズなシルエットもカジュアルさを演出する一つ。この辺りのバランスもぜひチェックしてみてくださいね。
【40代・地味色の着こなし方3】重ね着して奥行きを出す
「重ね着」もシンプルに見えすぎる地味色コーデにおしゃれ感を加えるテクニック。プレーンなトップスだって上にベストを重ねるだけでコーデに表情が生まれ、スタイリッシュな雰囲気に仕上がります。
その他にも、シャツを重ね着する、首元や手首から下に着たカットソーを覗かせる……など重ね着のバリエーションはさまざま。見慣れた服もレイヤードしてみると、思いのほか新鮮な気持ちで着ることができますよ。
【40代・地味色の着こなし方4】程よく肌見せする
地味色だけで全身をくまなく覆うと味気なく感じたり、余裕がなさそうに見えてしまったりすることも。そこで40代にこそおすすめしたいのが「適度な肌見せ」です。
鎖骨や肩などは上品な女性らしさを感じるパーツ。ここを覗かせると地味色コーデに軽さが出て、こなれた印象に見えますよ。特にシンプルなデニムパンツなどベーシックなスタイリングのときこそ生きるテクニックなので、ぜひ取り入れてみてください。
【40代・地味色の着こなし方5】デザインに頼る
落ち着いた色だけのコーデでも、デザインの効いたアイテムが1点入れば華やいだ印象に。例えばスナップのようなボリュームのあるプリーツスカートは、地味色グレーのワンカラーコーデに抜群の着映え力を発揮します。
40代のワードローブはベーシックな服を主軸にしつつ、こういったデザイン性のある服をいくつか揃えておくと便利。簡単におしゃれなスタイリングを作ることができますよ。