暑い季節の到来ですね。素足でスニーカーやサンダルを履く機会も増えると思います。でも自分や他人のニオイが気になることってありませんか? 暑いとき汗をかくことには体温を下げるという大事な役割があります。しかし汗はやがて不快なニオイに変化していきます。またストレスによってニオイが強くなる傾向も。オシャレ女子はニオイにも気を使いたいですね。
ストレスでニオイが強くなる?
人と密着することもある朝の通勤ラッシュは気持ち良いものではありませんね。満員電車やイベント会場などの人が密集する所で、周りの人の汗や臭いが気になったという経験はありませんか?
知らない人とピッタリくっついてしまうのは、同姓異性問わずストレスを生じるものです。本来動物には生きていくためにテリトリー(縄張り)があり、その範囲を守ろうとします。そこに他の動物が近寄ってくると、どうでしょう。自分のテリトリーを侵されるのではないかとストレスを強く感じます。そこで、ここは私の場所だ! と主張する手段としてニオイを強く出すという習性があるのです。
人間も動物なので同じ現象が起きます。他人との距離が近くなり過ぎると、ストレスを感じて体臭が強くなる傾向があるのです。
知らない間に緊張してる?
家にいる時は足や身体のニオイは気にならないのに、職場では何だかニオイが気になる……。当てはまるようであれば、気付かないうちにストレスがかかっているのかも知れません。
人はストレスがかかり緊張すると、自律神経がそれをキャッチして手や足に汗をかきます(精神性発汗)。そして時間が経つと汗は不快なニオイに変化していくのです。
汗が不快なニオイに変化するメカニズム
なぜ汗はそのままにしておくと嫌なニオイになってしまうのでしょうか?
汗に含まれた成分(塩分、皮脂、老廃物など)がヒフ常在菌によって分解され、やがて腐敗という道を辿ります。よって不快なニオイと感じてしまうのです。
簡単! ニオイ撃退法♪
では汗を不快なニオイに変化させないコツとは?
それはとっても簡単! 汗をヒフ常在菌と反応させないことが一番です。
◎毎日のシャワー、お風呂
◎抗菌作用のある下着をチョイス
◎汗をかいたら、こまめに拭う
◎デオドラント(消臭)スプレーをボディにシュッとひと吹き
自分で作れるデオドラントスプレー♡
《用意するもの(50ml分)》
・精油 ティートリー4滴、レモングラス2滴、ペパーミント4滴
・精製水(薬局で売っています)、又はミネラルウォーター45ml
・無水エタノール(薬局で売っています)、又はウォッカ5ml
・料理用計量スプーン
・50mlスプレー容器
《作り方》
①紙コップに無水エタノールを入れる
②①に精油を加えよく混ぜる
③②をスプレー容器に移し、精製水を容器いっぱいに加えてよく振る
精油のティートリーとレモングラスは消臭、ペパーミントは殺菌などの薬理効果があります。とっても簡単なのでぜひ作ってみて下さい。時間のない方は市販のスプレーを外出時は携帯しましょう♪