最近ファッション誌や街でよく見かける「袖だけのニット」。ゆったりした作りで指がないから手袋とは違うみたい……。今シーズン人気のこのアイテム、いったい何ていう名前なのでしょうか?
そこで今回は「袖だけニット」をわかりやすくプチ解説。新しすぎてよくわからないファッション用語の疑問を、画像でスッキリ解消していきましょう!
袖だけニットの名前は、ずばり「アームウォーマー」
袖だけニットの名前はずばり【アームウォーマー】。親指を出す指穴が開いていて、長めの筒状シルエットが一般的です。丈が短めのアイテムは【ハンドウォーマー】と呼ばれることも。
本来は手首を保温する防寒グッズですが、「ゆるっとしたボリューム感が可愛い」「腕が長く見える」とトレンドに。指が自由に動くのでスマホ操作や車の運転、財布からお金を出すなど動作が楽々スムーズ。おしゃれでありながら手の甲までしっかり暖めてくれる優れモノです。
韓国アイドルがアームウォーマー人気の火付け役
アームウォーマーが流行りだしたのは2021年頃。Y2K(=2000年頃のファッション)ブームを受けて、韓国アイドルが身に着けたのが始まりといわれています。
当初は半袖トップスと組み合わせるのが人気に。その後、アームウォーマーと半袖ニットをセットアップで着るスタイリングがトレンド入りしました。
長袖の服に差し込むだけ!
アームウォーマーの使い方は、長袖の服に差し込むだけ。合わせるトップスやワンピースの色と違っていてもOKです。むしろアームウォーマーがアクセントになりおしゃれ感がアップ。暖かいうえに今どきのスタイリングに決まります。
アウターと合わせれば冷たい外気をシャットアウト!
寒い日のお出かけには、コートやジャケットにアームウォーマーをプラス。アウターの袖口から吹き込む冷たい外気をシャットアウトしてくれますよ。これなら冬の外出が快適に過ごせそうですね。