SNSや街で「なみなみ」とした服を最近よく見かけるように。この首元や裾・袖口が波打ったようなデザインは、何と呼ぶのでしょうか?
そこで今回は【なみなみ服の名前】を一挙ご紹介。よくわからないファッション用語を、おしゃれな画像でわかりやすく解説します。
【1】メロウトップス
首・袖・裾の先がなみなみとしている服の中でも、一番よく見かけるのが「メロウトップス(メロートップス)」。薄手の生地端に施す加工をメローロック(巻きロック)といい、布がほつれないようにするための縫製方法です。この加工がヒラヒラとした形状を作り、デザインとしての装飾性も兼ね備えているのが特徴。
「メロウトップス(メロートップス)」はロマンティックで女性らしい雰囲気になるのが魅力。パイピング加工に似ていることから、「メロウパイピングトップス」とも呼ばれています。
【2】配色メロウトップス
メロウトップス(メロートップス)の中でも、生地と違う色の糸でメロー仕立てにしたトップスは「配色メロウトップス」。ウェーブ状のメロー加工がさらに引き立つので、コーデのアクセントとして効果的。なみなみの配色がおしゃれな印象を後押しします。
【3】スカラップトップス
服の端を丸く縁取りしたトップスは「スカラップトップス」。スカラップには半円という意味があり、英語のホタテ貝を指します。
裾だけではなく、ネックラインや袖口にスカラップを施したデザインも人気。連続したなみなみのパターンが大人可愛い雰囲気を演出します。
【4】カットワークレーストップス
レース生地でなみなみとした服は「カットワークレーストップス」。カットワークとは、生地に刺繍を施し刺繍の内側をくりぬいた加工のこと。生地の端をカットワークで仕上げることで、ウェーブのような形状を作ります。