夏と言えば、花火大会&夏祭り。1年の中でも、お正月やひな祭り、こどもの日と並んで最も日本らしいイベントです。普段まったく着物と縁がなくとも、このときばかりは浴衣が着たくなるもの。
せっかく花火大会、夏祭りに行くのであれば、涼しげで艶やかな浴衣を着て出かけましょう。
今回は素敵な浴衣コーデ4選と浴衣の失敗しない着こなし方を合わせて紹介します!
もくじ
涼やかな色使いとレトロ感のある浴衣の着こなし♪
浴衣着こなしポイント:浴衣をきれいに見せるには、ウエストのくびれは必要ありません。ウエストがキュッとしまっていると不格好に見えてNGです。特に細い方が浴衣を着るときは気を付けましょう。しわやたるみができないように、ヒップの上の胴回りに、タオルを巻いて補正すれば崩れにくくきれいに仕上がります。着物や浴衣は寸胴に見せるのがポイントです。
上品でいて艶やかな日本流フェミニン、浴衣の着こなし♡
浴衣着こなしポイント:基本中の基本ですが、襟の合わせの向きを正しくしましょう。和装の場合男女とも、「右手を胸に入れられる合わせ方」右前が正解です。逆の場合は左前と言って、亡くなった方に白装束を着せる時の合わせ方で、縁起が悪いとされています。きっちり合わせを右前にしてきれいな浴衣姿に仕上げましょう。
まるで花火のように気持ちを上げるピンクの浴衣♪
着こなしポイント:浴衣の丈に気を付けましょう。自分に合った丈の長さが重要です。裾を上げて着たり、ミニ丈の浴衣はもってのほか。みっともなくて見るに堪えられません。斬新な着こなしやファッションを否定する気はありませんが、普段使いの浴衣でミニ丈はNGです。きっちり丈の長さを合わせて、美しい着こなしで日本のエレガンスを演出しましょう。
淡い水色ときれいな朱赤のコントラストが素敵な浴衣の着こなし♪
着こなしポイント:浴衣は首周りや胴元で印象が決まります。胸元がはだけていても、だらしなく見えますし、衿をぎゅーと引っ張るのもよくありません。衿は開けすぎず開きすぎずの加減が大切です。花魁のように肩をはだけさすことのないよう、清楚な着こなしを心がけましょう。