冬は1年で一番、体調管理が難しい季節です。普段は大丈夫でも疲れが溜まっていると、すぐに風邪をひいちゃうし、インフルエンザの流行も気になります。
寒くなるこの季節、体の冷えは免疫力を下げてしまうので病気の元になってしまいます。そこで! 体の冷え解消と免疫力を高めてくれる冬におすすめの生姜紅茶を紹介します。
生姜&紅茶の魅力とは?
【まずはおさらい! 生姜の効能】
生姜が体を温める食べ物だというのはご存知だと思います。それは生姜の辛味成分であるショウガオールが体を温めてくれるからです。そして、生姜は他にも強い殺菌作用のあるジンゲロールという成分が、食べた物や口の中を殺菌してくれ、消炎作用があるシネオールは風邪などのウイルスで炎症を起こしている喉をケアしてくれます。
お寿司やお刺身みにガリ(生姜も甘酢漬け)が付いている理由は、生姜の殺菌作用でお腹を壊さないようにするためなのです。
また、生姜はモリブデンが特に豊富で、糖質や脂質の分解を促進させるのでダイエット効果もある優れものです。
【知っておきたい! 紅茶の効能】
インフルエンザ予防に紅茶や緑茶のカテキンが良いのも有名ですね。紅茶はカテキンだけでなく、紅茶テアフラビンという成分がインフルエンザウイルスの感染力を弱らせてくれる効果が認められています。ですが、ウイルスが体内に入って増殖してからだと太刀打ちできないので、普段から予防的に飲んでおくのがいいようです。
不足しがちなミネラルやビタミンも補給できるので体にはとても良い飲み物です。ただ、カフェインも多く含まれているので、気になる方は飲む量を加減してくださいね。
生姜紅茶の飲み方
冷え性でお困りの方は温めた紅茶が効果的です。
それは、生姜は熱を加えることでショウガオールの働きが良くなるからです。温かい紅茶に摩り下ろした生姜を加え、シロップや黒蜜などを少し入れると飲みやすいですね。
生姜を買うなら、光沢のある新鮮なものを選びましょう。チューブに入っている生姜も効果がありますので、時間がない方はそちらもおすすめです。
また、生姜と紅茶の殺菌作用を利用して、うがいも効果的です。喉全体に広がるようにうがいをするのがポイントですよ♪
生姜紅茶は、薬を飲めない妊婦さんの風邪やインフルエンザ予防に適しています。妊婦さんが使えないうがい薬もありますから、うがい薬にもなる生姜紅茶はおすすめです。カフェインの摂り過ぎに注意して、冬場のイヤな病気から体を守りましょう。