デニムの加工方法ってこんなにあるの? 大ブームの今年、絶対押さえておきたい“デニムの知識”♪

最終更新日: 2017/07/10 by watabe

この春大ブームとなっている“デニム”。「夏もデニムがあれば間違いなし!」と言われています。
“デニム”とひとことに言っても、その種類は様々ですよね。
パンツ、スカート、シャツ、ワンピース、他にもシューズやアクセサリーにもデニムのものがあり、幅広いアイテムに使われています。
カラーもたくさんの種類がありますよね。でも、ホワイトデニム以外のブルーデニムは全て、元は同じカラーだってご存知でしたか? デニムは“加工する”ことで、そのカラーを何通りにも変えることができるのが大きな特徴なんです。
加工は手作業が多く、いくつもの加工を施したり、あまり加工せずそのままのカラーを活かしたりもします。当然のことながら、加工が複雑であるほど工程が多くなるので、商品の値段も高くなったりします。
今回は、今年ぜひ押さえておきたいデニムの加工とカラーについてご紹介します♪

“ワンウォッシュデニム”はきれいめに着こなせる♪

“ワンウォッシュ”とは、「洗いを1度だけしたデニムのこと」です。
そもそもデニムは色落ちしやすいのが特徴。何も加工をしていなと、白い紙を軽く擦りつけただけでも色が移ってしまうほどです。この色落ちによって変化する風合いを楽しめるのも、デニムの良さですよね♪

 

でも、全く洗いをしていないデニムは、すぐに着ることが難しい状態なので、洗いをして素材を柔らかくしたり、色移りを防いだりするんです。

 

インディゴが濃く残っているワンウォッシュなら、きれいめに着こなすことができますよ◎

“フェード”はカジュアルなコーディネートにベストマッチ♪

“フェード”は「ワンウォッシュよりも長時間洗い、インディゴの色を多めに落として、やや薄くなったカラーのこと」です。
デニムの定番カラーとも言えるフェードは、カジュアルなコーディネートによく合います♪

 

春夏らしい明るいカラーのスタイリングに取り入れるのもおすすめですよ◎

 

定番のデニムなので、どんなアイテムとも合わせやすいです。個性的なトップスとも相性が良いです♪

“ブリーチデニム”は、爽やかなイメージをプラスできる♪

“ブリーチデニム”とは、その名前の通り「インディゴの色を脱色したデニムのこと」です。
洗いを長時間かけるだけでは落ち切れないインディゴを、脱色剤の力でさらに薄くします。

 

水色のブリーチデニムは、爽やかな印象をプラスできるのが特徴♪ ホワイトと相性バツグンです◎
これからの季節には、軽く羽織れるシャツで取り入れるのがおすすめです。

均一にブリーチされたワイドパンツなら、ちょっとボヘミアンな雰囲気に。春夏にぴったりのデニムです。

“アイスブリーチ”で周りに差をつけるオシャレコーデに♪

“アイスブリーチ”はハイブリーチとも呼ばれ、「ブリーチよりもさらに強力に脱色したデニムのこと」です。うっすらと水色がかった白に近い色になります。

ホワイトデニムと同じ感覚でコーディネートするのが◎ あまり見かけない珍しいカラーなので、取り入れるだけで一気にオシャレ上級者になれちゃいますよ♪

“ブラスト加工”は、細見え効果バツグン♪ ヒゲも入ったジーンズならヴィンテージ感も◎

“ブラスト”とは「突風や強力なシャワーという意味で、砂などを強く吹き付けて表面を削って色を落とす加工のこと」です。
洗いと違って部分的に色を落とせるので、ひざなど擦れやすい所の色をあえて落とすことで、長年はいた古着のような雰囲気に仕上げることができます。
太ももの中心がブラストされたジーンズなら、細見え効果バツグンですよ♪

 

足の付け根は座った時に生地がシワになりますよね。「そのシワにあわせて表面を擦り色を落とすこと」を“ヒゲ”と呼びます。
このヒゲ加工がナチュラルに入ったジーンズは、ヴィンテージ感も抜群◎
加工が上手に施されたジーンズを選ぶことで、オシャレ度もアップします♪

“フリンジ”でこなれ感を演出♪

“フリンジ”は「ジーンズの裾が縫われていない切りっぱなしで、ほつれたようになっていること」を言います。ショートパンツに多い加工です。
縦糸を残しながら横糸を丁寧に取り除くことでフリンジができるので、長いフリンジほど手間がかかっているんです。

ロングパンツを切ってショート丈にしたように仕上げているので、こなれ感を演出することができますよ◎

フリンジが短く、裾を切りっぱなしにしたものが「カットオフ」と言われる状態です。
カットオフは手持ちのデニムを切って作ることも可能。自分に合う長さのフリンジを作ってみるのも楽しいですよ♪

“ダメージデニム”は今季注目のトレンド!

“ダメージ”は、知っている方も多いと思います。「デニムが破れていること」です。
生地を切り取ったようなダメージより、糸が残ったダメージの方が、加工に手間がかかります。横糸を丁寧に残しながら傷つけた生地を取り除いていくからです。荒っぽく見えるダメージも、実は繊細な手作業で作られているんです。

今季は、ハードなダメージジーンズが注目トレンドです♪ トップスはきれいめにまとめることで、上級コーデに仕上がりますよ◎

“トッピング”をしたデニムなら、個性派コーデも◎

“トッピング”とは、「デニムにさらに色をのせること」です。
インディゴではない横糸だけが染まります。横糸が見える生地の裏側がブラウンやグリーンなどに染まっていれば、それはトッピングされたデニムです。

ブラウントッピングなら土で汚れたようなヴィンテージ感が出ます。グリーンやピンクトッピングで個性的に仕上げたデニムもありますよ。
自分の好みのコーディネートにマッチするデニムを見つけて、トレンドのデニムコーデを楽しんじゃいましょう♪

“ケミカルウォッシュ”デニムで作る変化球コーデも◎

“ケミカルウォッシュ”とは、「漂白剤を含んだ軽石と一緒にデニムを洗う加工のこと」です。
軽石がジーンズにあたることで、点々と白くなるのが特徴です。軽石でなくボールを使ってぼんやりと白くする方法もあります。
この特徴的なデニムなら、トレンドのデニムも変化球コーデに仕上げることができますよ♪
周りに差をつけるオシャレコーデを楽しみたい方におすすめです◎

デニムのオールインワンも、ケミカルウォッシュタイプならこなれた印象に。ハイブランドのアイテムやヒールと合わせてレディに仕上げるのも良いですよね♪

春夏にぴったり♡ スカイブルーデニム

どんなデニムもオールシーズン使えるアイテムですが、春夏には爽やかなスカイブルーのデニムがぴったり♡
春夏の明るめカラー、柔らかい素材のトップスとの相性が抜群です。

春カラー代表のピンクと合わせれば、きゅんとする春コーデに♡ 冬→春への季節の変わり目には、スナップのようにストールを巻いて防寒するのも良いですね。

 

ホワイト×春色バッグを合わせれば、ニット×デニムの定番コーデも季節感が演出できます。
デニムパンツは定番だからこそ、季節によって色味を変えてコーデの幅を広げましょう。

 

 

一口にデニムと言っても、様々なタイプがあります。
コーデの幅が広がるデニムのアイテムはいくつ持っていても困りませんよね♪

 

2017年3月10日 mamiko 更新
2017年7月10日 watabe 更新

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AKINA

AKINA

服飾大学でファッションの基礎と表現方法について学ぶ。 卒業後、アパレルメーカーでデナイナー職に就き、ボトムスとデニム製品を中心に企画デザイン。モデルコラボ商品なども担当する。 現在は子育てに奮闘中。