「夏のお出かけを浴衣で楽しみたいけれど、着膨れしそうで挑戦できない……」そんな方も多いようですが、実は洋服よりスタイルアップ効果が高いことも。
例えば「抜き襟」や「ハイウエスト」「ウエストマーク」など、いつも洋服で実践している着やせテクニックは、和服の着方と似ています。つまり、和服の着こなし方こそが着痩せのベースともいえるのです。
そこで今回は、さらに美しい浴衣の着こなしポイントを3つご紹介。帯の選び方も併せてチェックしていきましょう♪
うなじをあけて女性らしさを高めて
浴衣を着るときにまず意識したいのが「うなじ」。うなじ部分が詰まっていると首が短く、さらに猫背に見えることも。浴衣を色っぽく着こなすなら、まずはげんこつ一個分開けるのが鉄則です! うなじが抜けていると、少し涼しくも感じられますよ。
帯は高めの位置をキープして脚長に
帯を低い位置で締めると胸元がはだけてだらしなく見えるため、高めの位置をキープするのがベスト! 帯には腰高&脚長効果もあり、位置がちょっと変わるだけで全体の雰囲気も大きく変化します。
体型が華奢で帯が下がってしまう人は、帯の下にタオルを巻くのがおすすめ。「着太りして見えるのでは?」と不安に思う声もありますが、体に凹凸があると胸やお尻が目立ちやすく、逆に太って見えることも。真っすぐなボディを作ったら、胸にかかるくらいの高い位置に帯を締め、脚長効果を最大限に発揮しましょう♪
浴衣の裾はきゅっとタイトに
浴衣の裾が広がっていると野暮ったい雰囲気になりがちなので、キュッとすぼめましょう。腰から足元に向かって裾が細くすぼまっていると、すっきりしたラインが生まれ、着痩せ効果大!
ポイントは裾の下前(右身頃)を10cm、上前(左見頃)を5cmほどそれぞれ引き上げること。ちょっと意識するだけで、格段にスタイルアップできますよ。
浴衣を素敵に着こなすには帯選びが重要
浴衣を美しく着こなす要、それは「帯」です! 浴衣に使われているカラーから1色選ぶのがベースですが、反対色なら個性が生まれ、浴衣と同系色なら優しい雰囲気になります。
浴衣そのものも大切ですが、着こなしや帯の選び方を少し気にするだけで、ワンランク上の浴衣コーデが楽しめるはず。今年の夏は、おしゃれもスタイルアップも叶う浴衣を手放せなくなるかもしれません♥