大人女性の髪の悩みは、なんと言っても気になり始めた【白髪】。「鏡の前で見つけてしまった、新しい白髪のありありとした存在感にガッカリ」なんてことも……。美容室でこまめにメンテナンスできればいいですが、なかなか難しいご時世ですよね。
そこで今回は、白髪をうまくカモフラージュしながら、上手に付き合っていくためのヘアスタイルとアレンジをご紹介します。白髪は人生の経験値が上がった証拠。魅力の一つとして取り込んでしまいましょう!
※こちらの記事では、あくまでスタイルの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
「おだんごアップ」で気になるつむじ周りを完全カバー
つむじ周りに白髪が多い人は、髪を下ろしているとどうしても表面の白髪が目立つもの。そんなときは「おだんごアップ」で頭のトップを完全にカバーしてしまいましょう。美容室へ行けなくて増えた髪の量に手を焼いているときも、スッキリと気持ちよく過ごせますよ♪
着る服を選ばない「おだんごアップ」はまさに万能ヘアアレンジ。フェミニンな装いはよりスイートに引き立て、マニッシュな着こなしは角のとれたまろやかな印象に整えてくれます。
もちろん冬場に活躍しそうなロング丈コートとの相性も◎。コートの襟元で毛先がモタつくのも防いでくれます。
思い切って「いつもより明るめのヘアカラー」に挑戦してみる♪
黒髪の中に白髪が混ざっていると、2色のコントラストがはっきりと目立ってしまいます。でも明るい髪色の中に白髪が混ざっていれば、肉眼では見分けがつかないほどにカモフラージュできます♪
派手になりすぎないイチオシのヘアカラーは、9レベルのナチュラルベージュや、オレンジがかったピンクみのあるコーラルブラウンです。
髪色を明るくすることで、いつもの着こなしも驚くほどあか抜けて見えるから不思議。オレンジみのあるコーラルブラウンは日本人の肌色と相性がよく、顔色のトーンを一段明るく見せてくれる効果もあります。
今までなら選ばなかったような、鮮やかな色合いの服にも顔負けしなくなるので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪
分け目を「白髪の目立たないポイント」に設定する
白髪は頭の位置によって出方にムラがあります。白髪が気になり始めたら、髪の分け目の位置を少しズラしてみて。白髪が目立たないポイントを見つけられるはずです。いつもと違う分け目にすることで髪の根元が立ち上がり、トップにボリュームが出るメリットも♪
分け目を変えることで、髪形の雰囲気もガラリと変化! サロンへ行けない日が続いても、簡単に気分をリフレッシュできるので重宝しますよ♪
新しい分け目を作るポイントは、お風呂あがりの髪が濡れた状態で分け目を設定すること。ドライヤーをあてる際、まず新しく作った分け目から乾かし始めるようにするとうまくいきます。
「ハイライト」で白髪を馴染ませる
ベースの髪色よりも明るいヘアカラーを細かいライン状に染めることで、ヘアスタイルを立体的に見せる「ハイライト」。実は白髪ぼかしにも効果絶大なんです。さらに根元が伸びても、既染部との境目が目立ちにくいので、ヘアサロンへ通う周期が長くなってもキレイが長持ちします。
1色に染めるカラーよりも、おしゃれ度がワンランクアップして見えるハイライト。何気なく一つ結びにしてもサマになり、こなれ感のある仕上がりになります。
外出の機会が減ってファッションへの関心が下がりそうな毎日も、おしゃれのモチベーション維持になってくれそうですね!
「ターバン」を巻いて完全防備する
おしゃれ上級者見えして、寝グセもごまかせて、白髪も隠せる万能アイテムが「ターバン」。寒い季節には、冷たくなりやすい耳たぶも温めてくれる有能ぶりです。
冬の着こなしに合わせるなら、ざっくりとした厚手の素材を選ぶとバランスよくキマりますよ♪
柄や素材によってまったく違った印象になるターバン。カジュアルを始め、エスニックからセレブ風まで、まるっと受け入れる器の広いファッション小物です。その日の着こなしに応じてお好みのデザインを選び、お手軽にワンランク上の着こなしを楽しんでください♪
「帽子を被る」のはテッパンの白髪隠し技
帽子を被って白髪を隠すのはテッパンの技。今季は「大きめサイズのバケットハット」が注目を集めています。
中でもベーシックなブラックは、一つ持っておきたいマストバイアイテム。小顔効果もあって暖かいので、この冬は手放せなさそうな予感!
バケットハットと並び人気を博しているのが「コーデュロイ生地のキャップ」です。今年の人気色はやはり王道のキャメルブラウン。冬の着こなしともマッチしやすく、さらに黒髪から明るいブラウンのヘアカラーまで、幅広い髪色にしっくりと馴染んでくれます♪