2021年のファッションで注目したいのが「トリムウェア」。ファッションに興味がある人でも、意外と知らない「トリム」というワード。一体どんな服のことなのでしょうか?
もくじ
「トリムウェア」ってどんな服のこと?
トリムとは、もともと英語で「切り取って整える」という意味。ファッションではコートやブルゾンなどアウターの端に使われるテープのような装飾のことをいい、「端を縁取る装飾」として使われています。
スッと細く入ったラインがバスローブやスポーツウェアを連想させるのが特徴。ゆったりしたリラックス感やすっきりした爽やかさのあるデザインです。
「パイピング」との違いは?
最近人気の「パイピング」とは、縫い代をテープでくるむ加工のこと。広義的にトリムとパイピングは同じ意味になります。
布の端に細いライン状のトリム(パイピング)生地を使うことは、すっきりしたデザイン性と縫い代の処理、その両方を兼ね備えているんです。
トリム(パイピング)があると、ゆったりしたロングコートがキリッと引き締まる
今シーズンのトレンドになっているのが「トリム(パイピング)コート」。オーバーサイズ&ドロップショルダーのゆったりしたシルエットでも、メリハリある配色のトリムがあると大人っぽく引き締まります。
「トリム×もこもこボアジャケット」だとスポーティなアクセントがつく
トリム入りのボアブルゾンはスポーティ感が魅力的。もこもこのボア生地にトリムが加わることで、コーディネートの爽やかなアクセントにもなります。
トリム風のデザインがおしゃれなニットも登場中!
実際には縁取っていない「トリム風のデザイン」もトレンドの予感。カーディガンなど女性らしいニット生地のアイテムで取り入れると、トリムがアクセントになり、モード感のあるスタイリングが楽しめます。