トップスとボトム、上下が揃った服といえば「ツーピース」ですが、最近はあまりツーピースとは言わない様子。
40代50代にはなじみがあるツーピース、最近はどんな言い方に変化しているのでしょうか?
ツーピースは「セットアップ」という言い方に変化
そもそもツーピースとは、上下が分かれた服のこと。上下が一つにつながっている「ワンピース」に対して、二つに分かれていることから「ツーピース」と呼びます。
時代とともにツーピースという言い方が変化して、最近では「セットアップ」という言い方が定着しています。
「セットアップ」はツーピースに比べ、「上下が揃っている」という直接的な意味合いが強いフレーズ。ツーピースは「昭和っぽい」など古臭いニュアンスがあり、あまり一般的に使われなくなってきています。
裾を入れるとワンピース風になるセットアップも!
かっちりしたイメージのツーピースに比べて、セットアップは気軽に普段使いしやすくなっているのが特徴です。
スナップのような、こなれたデザインのセットアップは最近の人気アイテム。トップスの裾をインして着こなせば、ワンピース風のコーディネートに仕上がります。
ニット生地のセットアップは「ニットアップ」
ニット生地のセットアップは「ニットセットアップ」、略して「ニットアップ」。上下のバランスが計算されているので、さっと着るだけでコーディネートがサマになります。
「セットアップ」と「スーツ」、どう違う?
ジャケットとボトムの組み合わせは「スーツ」とも言いますが、セットアップとはどこが違うのでしょうか。
セットアップが「ジャケットだけ」「ボトムだけ」など単品使いできるのに対して、スーツは基本的に単品使いせず、一組で着こなすのが特徴です。
セットアップとスーツの線引きはあいまいですが、カジュアル感があるセットアップに比べ、ビジネスシーン中心でかっちりしているのがスーツ、という意味合いで使われることが多いようです。
いかがでしたか?
カジュアルなデザインや生地でも、上下のお揃い感できれいめに着こなせるのがセットアップのいいところ。
さっと時短でコーディネートが完成するので、忙しい方や組み合わせが苦手な方にぴったりなアイテムです♪