40代50代にとって、カジュアルで短め丈のアウターといえば、つい「ジャンパー」が思い浮かびがち。しかし現在は「ジャンパー」が死語になりつつあるのをご存じでしょうか?
知らず知らずのうちに使ってる「ジャンパー」というファッション用語。最近では何と呼ぶのか、おしゃれの疑問をこっそり解決していきましょう!
もくじ
「ジャンパー」ではなく「ブルゾン」の呼び方が一般的に
そもそもジャンパーとは、短い丈の上着のこと。英語の「jumper」に由来していて、ショートな長さのカジュアルなアウターのことを指します。
ジャンパーは「古臭い」「おじさんっぽい」などのイメージがあり、あまり使われなくなっています。最近ではフランス語由来の「ブルゾン」と呼ぶのが一般的。
ちなみに「革ジャン」は革ジャンパー、「Gジャン」はジーンズジャンパーの略で、こちらも使われなくなりつつあります。
「ジャンパーのチャック」は「ブルゾンのファスナー」に
ジャンパーによく使われている「チャック」ですが、こちらも「ファスナー」というのが最近の言い方。
「20代以下には通じない」とも言われていて、世代間ギャップを感じますよね……。
ブルゾンの名前がアイテムに使われている「MA-1ブルゾン」
ブルゾンの中で、アイテムそのものに名前が入っているのが「MA-1ブルゾン」。
アメリカ空軍のフライトジャケットにおける型名がルーツですが、日本では「MA-1ブルゾン」の名前で定着しています。
今シーズン人気なのは「白のボアブルゾン」
今シーズン人気なのが、「白のボアブルゾン」。冬コーデに映えるホワイトカラーのモコモコなボア生地で、メンズライクな雰囲気になりがちなブルゾンが可愛く楽しめます。
「ショート丈のブルゾン」なら女性らしい装いに
ブルゾンにはメンズライクな雰囲気がありますが、「ショート丈」を選べば女性らしさがアップ。コンパクトな丈感のおかげでスタイルアップ見えも狙えます。
裾にリブが付いているブルゾンは、シルエットに丸みがあるのが特徴。インナーはボトムにインして着こなすのが正解です。これならブルゾンのウエストまわりがモタつかず、着膨れを回避します。
トップスとスカートを黒で統一すると上下がまとまり、繋がりのいいスタイリングに。淡色のショートブルゾンが映えて大人カジュアルに着こなせますよ♪
春夏にぴったり! 「シアー生地の軽やかブルゾン」
ブルゾンといえば、もこもこの中綿入りやボア生地など「秋冬モノ」のイメージ。春夏に着るのなら「シアー生地」を選ぶとシーズンムードにマッチします。
透け素材のブルゾンは、少し肌寒いときの羽織りとしてもお役立ち。シースルーやレースの女性らしい布地がブルゾンの辛味を和らげるのもポイントです。
インナーには、透け見えしてもいいタンクトップやTシャツをチョイス。シアーなレイヤードが作られ、きれいめに決まりますよ♪
いかがでしたか?
懐かしい響きがある「ジャンパー」に対し、袖なしトップスとスカートが一緒になった「ジャンパースカート」には現役感あり。
ジャンパースカートには子どもっぽいイメージがありましたが、モードなデザインのものがたくさん登場したことで、おしゃれな大人アイテムとして定着しつつあります。
2021年1月5日 公開
2022年9月22日 更新